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本命デニムは“ロングスカート”。2025年冬をアップデートする着こなしガイド

  • 2025.11.19

ここ数シーズン、ストリートで熱烈な支持を集めている“デニムミニスカート”。確固たる人気を誇るY2Kリバイバルや、00年代カルチャーを色濃く映す“インディ・スリーズ”の空気感が、このトレンドを力強く後押ししている。

ジョナサン・アンダーソンが手がけたディオールDIOR)の初ウィメンズコレクションにも、その余波を感じさせるルックが登場。ほつれたヘムラインのミニスカートを素足に合わせたスタイルは、2000年代初期のユースカルチャーの高揚感を今に呼び起こした。

だからこそ、デニムスカートは“今季の装い”に欠かせない存在。とはいえ、冬の厳しい寒さの中であのマイクロ丈を楽しむのは現実的に難しい。そこで今注目したいのが、シルエットや丈感、レイヤリングを再構築した“ロング丈のデニムスカート”だ。デニムトレンドが続く今、一本でワードローブはぐっと刷新できる。この冬の装いをモダンに導く6つのロングデニムスカートルックを紹介する。

1.白デニム×アクセサリー

冬になると黒やグレーに頼りがち。そんな季節こそ、装いに“明るさ”をもたらすホワイトを取り入れたい。ホワイトのデニムスカートは、素材やディテールを問わずどんなアイテムにも寄り添うニュートラルな存在。鮮やかなカラーや存在感のあるアクセサリーを添えれば、冬のスタイルにもたちまち軽やかさが宿る。

2.ラガーシャツ×ロングコート

この夏トレンドの主役に躍り出た“ラガーシャツ”は、この冬も引き続きブレイク中。 スポーティなムードのトップスも、ロング丈のデニムスカートと合わせれば、スポーティさがほどよくそぎ落とされ、大人の余裕が漂うスタイルに。仕上げにロングのテーラードコートを軽く羽織れば、ラガーシャツ特有のカレッジ感がほどよく中和され、モード感漂う洗練カジュアルへと導いてくれる。

3.ダウンジャケット × シャツ

アウトドアムードが強く出るダウンジャケットも、スマートなコットンシャツを差し込めば一気にアーバンに。オフィスミーティングから週末のショッピングまで活躍するフレキシブルなスタイルを目指すなら、デニムスカートは“ロング丈”が正解。上品な縦ラインを際立たせつつ、クラシックなレザーブーツを合わせれば、カジュアルでいてシャープな冬のデニムルックの出来上がり。

4.デニム×デニム

デニム×デニム=Y2Kの代名詞。そんなイメージはもう過去のもの。今季は、同系色でまとめたロング丈のデニムジャケットを合わせることで、ぐっとエレガントなムードへ。余計な装飾はそぎ落として、ミニマルな統一感をキープするのが正解。秋冬のデニムをモードに昇華させるなら、“都会派ダブルデニム”が最旬の答えだ。

5.バルーンスカート×ブーツ

いつもの装いをエフォートレスに引き上げたいなら、ボリュームのあるバルーンシルエットのロングスカートが最適解。エレガントなヒールブーツに、無造作に巻いたスカーフを添えれば、日常のスタイリングも一新。

6.カーキトーン

デニムといえば鮮やかなブルーを選びがち。だからこそ、今年はあえて“ハズし”のカラーに挑戦するのも一手。中でもカーキは、どんなスタイリングにも寄り添いながら、さりげなく個性を引き出してくれる万能色。いつものデニムパンツの代わりに、カーキのデニムスカートやアシッドウォッシュを選べば、Y2Kのムードを今らしくアップデートしたスタイルが完成する。

Text: Olivia Allen Adaptation: Mei Fujita、Saori Yoshida

From: VOGUE.UK

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