ロエベが2026年春夏プレコレクションを発表。ルイス・ウェインの“猫”から着想を得たホリデーコレクションが登場

ロエベ（LOEWE）は、2026年春夏プレコレクションを発表。フォトグラファー兼ビデオグラファーのカーライン・ジェイコブスが手がけたキャンペーンでは、光と素材が織りなす鮮烈なビジュアルを通して、プロダクトの造形美とクラフトマンシップを際立たせている。人物ではなく製品そのものに焦点を当てることで、ロエベの持つ遊び心とアートへの探究心が際立ち、生命力あふれるエネルギッシュな世界が広がる。

今季のホリデーコレクションは、「猫を描いた男」として知られるイギリスのアーティスト、ルイス・ウェインの作品が着想源。彼の代表作「Futurist Cats（未来派の猫）」に見られる幾何学的な構成と色彩を、ロエベのクラフツマンシップと融合させ、幻想的な世界観を再構築している。

バッグコレクションでは、シグネチャーである「パズル」「フラメンコ」「アマソナ」などのモデルに、猫のモチーフをインターシャや刺繍、プリントで施したデザインが登場。

特に「フューチャリスト キャット クラッチ」は、ウェインの磁器作品を建築的な構造で再解釈した注目アイテムだ。ほかにも、猫の顔や足、ストライプを抽象的に描いたプリントバッグや、レザーの質感を際立たせた新作「ドレープ トート」などが登場する。

レザーを中核に据えたウェアコレクションでは、ナパラムスキンを採用したクロップドジャケットや、バルーンシルエットにアップデートされたバイカージャケットが登場。ニットウェアには複雑なパターンと伝統的な技法が息づき、クラフトマンシップの本質を映し出す。

シューズには、彫刻的なヒールが印象的な「ボビン ブーティ」や「ペタル アナグラム」、そして猫の形をモチーフにしたヒールチャーム付きの「トイ パンプス」などがラインナップ。メンズでは「ループ バケット」「ボビー ハンドル ブーツ」など、ウィメンズと呼応するデザインが揃う。

国内では、11月26日（水）〜12月2日（火）まで伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店でポップアップを開催。ルイス・ウェインの幻想的な世界に没入できる空間で、バッグやウェア、アクセサリーが並ぶ。伊勢丹新宿店では「フューチャリスト キャット パズルバッグ スモール」を、阪急うめだ本店では「キャッツ フラメンコクラッチ」をそれぞれ先行発売する。

アートとクラフトの融合から生まれたロエベの新章。ルイス・ウェインの“未来派の猫”が導く幻想的なホリデーコレクションを、ぜひポップアップで体感して。

ロエベ 2026年春夏プレコレクション

発売日／2025年11月13日（木）

販売店舗／全国のロエベ店舗および公式オンラインストア

ロエベ ホリデーポップアップストア

会期／2025年11月26日（水）〜12月2日（火）

会場／伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ、阪急うめだ本店 1階 コトコトステージ11

問い合わせ先／ロエベ クライアントサービス 03-6215-6116

www.loewe.com

Photos : Courtesy of LOEWE Text：Yukari Fujii