「叫んでこの坂を降りきったら恋が叶う」急坂で“おまじない”に挑んだ女子高生。その後、“地獄の引き金”が呼んだ悲劇…【ごっこ倶楽部】

「フレネミー」という言葉をご存知ですか？“フレンド（friend=友だち）”と“エネミー（enemy=敵）”を組み合わせて作られた言葉で「一見友だちのように優しく振る舞いつつ、隠れて陰湿な行動をとる人」のことを言います。親友だと思っていた相手が実はフレネミーだったら…そんなことを想像すると、恐ろしくなってしまいますよね。

「日常で忘れがちな小さな愛」をテーマに、多彩なジャンルのショートドラマを配信する「ごっこ倶楽部」の『フレネミーの誤褒美』はそんな「フレネミー」をテーマとしたドラマです。

【フレネミーの誤褒美】ブレーキなしで坂を下った結果#ショートドラマ

「好きな人を叫んでこの坂を降りきったら、恋が叶う！」おまじないを試す3人の少女たち

まお、朱莉、優奈の仲良し3人組は、ある日自転車にまたがり、急な坂の上にいました。

「好きな人を叫んでこの坂を降りきったら、恋が叶う！」

まおが元気よく叫びます。

そう、3人はこの日、とある“おまじない”をするためここに来ていたのです。

「ブレーキはなしだよね？」

「うちは手も上げる！」

好きな相手との恋を叶えたい3人は大盛り上がり。

さっそくじゃんけんで坂を下る順番を決めるのでした…。

おまじないをやりたい！そう言ったのは、まお

このおまじないをやりたいと言ったのは、まお。

まおは、クラスメートのせいくんが大好き。どうしても彼との恋を叶えたいのです。

でも、1人でチャレンジするのはちょっと怖い…だから、友人の朱莉と優奈を誘うことにしました。

「仕方ないなー」

朱莉がすぐ話に乗りました。

「朱莉、意外なんだけど！誰が好きなの？」

まおに訊かれた朱莉は、小さな声で答えます。

「私、海斗が好きなんだ」

まおは、朱莉の答えに大興奮！朱莉と海斗は幼馴染なのです。幼馴染の恋…なんともロマンティックではありませんか。

しかし、その答えを聞いて、なぜか優奈だけが浮かない顔をしています。

そんな優奈に、朱莉が「私知ってるんだ！」と笑顔で言いました。

「優奈、みのりくんが好きなんだよね？」

朱莉の言葉に、優奈はびっくりしたような顔をしました。そして、少しの間黙ってしまいます。

しかし、すぐに「なんでわかるの？」と笑いました。

「あっ、でも、ちょっと気になってるなーくらいだよ」

坂を下り始める3人、しかし…

じゃんけんで、坂をはじめに下るのはまおに決まりました。

「せいくん、大好きー！」

まおは元気よく叫んで、一気に坂を下り始めます。

自転車はどんどん加速。でも、無事坂の下で止まることができました。

「余裕！」

まおは振り返って、2人に笑いかけました。

次に坂を下るのは朱莉。

「海斗ー！お前が好きだバカー！」

朱莉も思い切り叫んで坂を下り始めます。

勢いがつきすぎて途中で自転車が倒れてしまいましたが、なんとか無事！

これで恋が叶いそう…まおと朱莉は喜びます。

そこへ、3人目の優奈が坂を下ってきました。

勢いよく走ってくる自転車を見ながら、朱莉と真央は笑います。

「もー、優奈どんだけみのりくんと付き合いたいのー？」

「ちゃんと叫んだの？」

しかし、まおはあることに気づきました。

「あれ、なんか落ちてる…」

優奈が下ってくる先に、何か異物がある？

よく見るとそれは、朱莉が胸ポケットに入れていたキーホルダー。自転車が倒れた勢いで落ちてしまったようです。

危ない…そう伝える間もなく、優奈の自転車はそのキーホルダーを踏みつけバランスを崩してしまいました。

その勢いで優奈の身体は宙に飛び出し、気づけば地面に…。

「優奈？優奈！」

まおと朱莉は、倒れた優奈に駆け寄ります。

しかし、なんということでしょう。運が悪いことにそこへ車が突っ込んできたのです…。

「続き気になる！」衝撃のラストに度肝を抜かれた視聴者たち

倒れた優奈のところに車が…！ラストの展開に多くの視聴者が度肝を抜かれたようです。YouTubeショートのコメント欄には「続き早くみたい！」「続き気になる！」といった声が多数寄せられていました。

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紹介作品

• フレネミーの誤褒美1

コンテンツ提供協力

• ごっこ倶楽部（YouTube）

「日常で忘れがちな小さな愛」をテーマに、多彩なジャンルの縦型ショートドラマを配信するクリエイター集団。再生数、フォロワー数、いいね数においてショートドラマカテゴリーの中で日本No.1を誇っている。