自分の写真を参考に“シーサー”を作り上げる職人…　“想像力の豊かさ”に関心「力強く邪が祓われそう」

全国各地でさまざまな伝統工芸品が作られていますが、完成品を見ることはあっても、作る工程まで知っているものは意外と少ないのではないでしょうか。

シーサー職人のYuto Arakaki/新垣優人【やちむん家】（@yachimunya_arakaki）さんが、「作品の作る前にすること」についてThreadsに投稿し、注目を集めています。

いったい、どんなことをしているのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

Threadsで見る

大きな壺を抱えてシーサーそっくりのポーズで構えているのは、沖縄でシーサーなどを制作している投稿者さんご本人。今にも動き出しそうなほどの勢いを感じるシーサーは、こんな風に生身の人間の姿を参考にして作られているんですね！

こちらのシーサーは水瓶座をイメージして作ったそうですが、この姿勢を形にするだけでも相当な技術が必要だったのではないでしょうか。そこからさらに、シーサーの顔まわりに生えている毛の流れや表情、爪の造形まで細かくこだわって作り上げることの難しさは計り知れません。

見ているだけでも悪霊が逃げていきそうなほど存在感のあるシーサーは、置いておくだけでも心強そうですね！

モデルは自分自身

投稿者さんに詳しくお話をお伺いしました！

ｰｰｰ迫力のあるシーサーがとてもかっこいいです！こちらはご自身のお写真を見ながら作成されたのでしょうか？

作る前に自分でやってみて、それを写真に撮り、その写真を見ながら作りました！

ｰｰｰ写真のポーズからシーサーになるまでの工程も気になりますが、作品を作る時は、ご自身がモデルになることが多いのでしょうか？

自分がモデルになることが多いです！

ｰｰｰこれからもさまざまなシーサーの作品を見られるのを楽しみにしています！

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

作品、めっちゃカッコイイですね！

イメージからの想像力がすごいです

水瓶座にも見えた

おおお！
9Lの紹興酒の瓶ですね！
水をぶん投げてると思いきや、酒なんですね！
力強く邪が祓われそうな像ですね！

沖縄の風景に欠かせない存在であるシーサーの作り方に驚いた人も多かったようです。

投稿者さんのアカウントでは、シーサーをはじめとしたさまざまな作品の焼く前と焼いた後の違いなど作る過程を見ることもできるので、ぜひのぞいてみてくださいね。

取材協力：Yuto Arakaki/新垣優人【やちむん家】（@yachimunya_arakaki）さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています