母「喉の調子どう？」鼻風邪の8歳児「えっと…」数秒後、“最高の切り返し”に10万人から大反響

病院を受診すると、医師から症状の詳しい説明を求められます。熱は数値で示せるため伝えやすいものの、喉や頭の痛み、けん怠感などは言葉で表しづらく、もどかしさを感じたことのある人も多いのではないでしょうか。

歩傘（@_hokasa）さんが、「8歳息子が病状を伝える独特の表現方法」についてX（旧Twitter）に投稿し、「素敵な表現」「様子が全部伝わってくる」と注目を集めています。

いったいどんな表現をしたのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

鼻風邪経由で喉をやられハスキーボイスになっている小3息子に「喉の調子どう？」と尋ねたら、少し考えるような間が空いた後「…のどにお花がさいてたら、全部かれるくらい、かさかさ」という説明が返ってきて、8歳児の語彙力振り絞った表現が最高だった。

— 歩傘 (@_hokasa) November 9, 2025

鼻風邪をこじらせて喉を痛め、声が少しかすれているという小3の息子さん。季節の変わり目であるこの時期は、体調を崩している人も多いですよね。

心配した投稿者さんが「喉の調子どう？」と尋ねたところ、少し考えるような間をおいて、こんな返事が返ってきました。

「……のどにお花がさいてたら、全部かれるくらい、かさかさ」。8歳の子どもが、自分の喉の状態をこんなにも詩的に表現するとは…。調子が悪くてしんどいでしょうが、なんだかロマンチックな感じすらします。

投稿者さんは「語彙力を振り絞った表現が最高だった」と、その感性に感嘆したそう。“かさかさ”という一言では済ませない、子どもならではの比喩表現ですね。

とても素敵な感性を持った息子さんです。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

また花が咲くように水分とろうか

---可愛らしいですね！「のどにお花がさいてたら、全部かれるくらい、かさかさ」と言われた時の率直な感想をお聞かせください。

「声がかれる」という表現は息子も知っていたのでそこから連想したのだと思いますが、「ずいぶん詩的な表現をするなぁ」と感心しました。

---詩の才能があるのかも…！？その後、息子さんとはどのような会話をしましたか？

あまり深掘りはしなかったものの、「いい表現だねぇ、また花が咲くように水分とろうか」と水分補給を促しました。水道水をぐびぐび飲んでいました。

---この出来事を誰かに話しましたか？

子どもと二人だったので誰かに話すことはありませんでしたが、「書かないといつか忘れてしまう」と思い今回の投稿をしました。

---いつかこの投稿を見て、懐かしむときがくるのでしょうね。

何かの表現者になれるかも

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

自分の手持ちの語彙を使っての素敵な表現。頭がいいというのは知識の量のことではないんですよね。将来、何かの表現者になれるかもしれない

子どものたとえ方って時々すごく深くて心に残る
この一言だけで様子が全部伝わってくる感じがする

早く風邪が治って、喉でお花が満開になりますように

子どもの自由な表現から、大人の方がハッと気付かされることもしばしばあります。この感性をいつまでも大切にしてほしいですね。

取材協力：歩傘（@_hokasa）さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

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