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台湾在住10年の男性「Uberの配送先、病院?」 思わず目を疑った“翻訳”の内容に「正直焦った」

  • 2025.11.10
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photoAC(画像はイメージです)

ひと昔前までは、海外で生活をしたり旅行をする際、現地の言葉や英語が話せないと苦労の連続でした。しかし現代では、スマートフォンの翻訳機能を使えば、あっという間に日本語へ変換することができます。とても便利な時代になりましたが、その翻訳のクオリティはツールや内容によって、大きく左右されるのも事実。ときには“へんてこな日本語”に変わってしまい、かえって混乱してしまうこともあります。

ぶん(@aimp324)さんが、「台湾のUber Eatsから届いた“おかしな翻訳メッセージ”」についてX(旧Twitter)に投稿し、話題になっています。

いったいどのようなメッセージだったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

投稿者さんは台湾での生活も10年目。海外でお仕事をされていることもあり、きっと日々忙しい時間を過ごしているのでしょう。そんななか、自炊の手間が省け、外食の煩わしさもないUber Eatsは、心強い味方となっているはずです。

ところがある日、いつも通りUber Eatsを利用したところ、配達員さんから届いたメッセージに違和感がありました。中国語で送られた文面が自動翻訳されていたのですが、その日本語がなんと、

「食事は管理事務所で提供されますか?それとも分娩台で提供されますか?」

という、あまりにも意味不明な内容だったのです。

おそらく「どこに届ければよいか」という確認メッセージだと察しはつくものの、「分娩台」という単語のインパクトが強烈すぎて、投稿者さんも「一瞬、自分が配達先を間違えたのかと思って焦った」とコメント。まるで住所が産婦人科になっているかのような錯覚すら覚える誤訳でした。

実はこの“謎の日本語”の正体は、翻訳機能によるちょっとしたミス。配達員さんが実際に送っていた元の中国語メッセージは、こちらです。

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出典:ぶん(@aimp324)さん

この中国語の正しい翻訳は、「こんにちは。食事は(マンションの)管理室に置きますか?それとも置き配用のテーブルに置きますか?」という、ごく普通の確認内容。それがどこをどう間違えたのか、「置き配用のテーブル」を意味する「外送卓」が、なぜか「分娩台」に変換されてしまったのです。

驚きと戸惑い、そして笑いが同時にこみ上げてくる、なんとも面白い翻訳珍事件ですね。

分娩台…思わず真剣に考えてしまったメッセージ

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出典:ぶん(@aimp324)さん

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---思わぬ翻訳に笑ってしまいました!文面を見た時、どう思われましたか?

正直焦りました!もしかしたら配達先の設定を間違えて、どこかの病院にしてしまったのか…?と、一瞬考えてしまいました。でも「さすがに分娩台でご飯は食べないよな!?」と、なぜか納得した自分もいました(笑)。

---そんな反応になるのも当然ですよね、「分娩台」なんて言葉が出てきたら、誰でも焦ってしまいます(笑)。

笑える翻訳ミスとその裏にある気付き

「なぜそんな翻訳に…」と思わず突っ込んでしまう、信じられない間違い翻訳。メッセージを受け取った時は、一瞬焦ってしまいそうですが、誤訳の真の意味を理解すると、思わず笑ってしまう、なんとも不思議な面白さがあります。

最近では、翻訳機能にかけなくても、自動で翻訳してくれるサービスも増えました。海外のサイトを見たり、アプリを使ったりする際でも、以前よりずっと便利に使いこなせる場面は多いでしょう。

しかし、よく見てみると、まだまだ不自然な日本語やおかしな翻訳は存在します。便利な反面、翻訳機能にも現時点での限界があることを感じますし、また、海外での生活やデジタルツールの利用では、ちょっとした注意や確認も必要だと改めて実感させられるエピソードでした。

取材協力:ぶん(@aimp324)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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