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2025年秋冬【新作ファンデ】ガチ検証!保湿力・崩れにくさ・毛穴カバーなどを徹底比較

  • 2025.10.17
エフシージー総合研究所

フジサンケイグループの調査研究機関。商品テスト、商品研究、テレビ番組の撮影協力等。
https://www.fcg-r.co.jp

うるおって崩れないのはどれ? 秋冬ファンデーションガチ検証!

仕上がりの美しさも、塗っている間のスキンケア効果も、年々めざましい進化を遂げているベースメイクアイテム。なかでも人気のリキッド&クリームファンデ10品で実験スタート。自分史上最高の美肌になれる優秀作を見つけて。

01:RMK

リクイドファンデーション フローレスカバレッジ プラス
リクイドファンデーション フローレスカバレッジ プラス

SPF22・PA++(103はSPF20・PA+、104はSPF25・PA++、105はSPF23・PA++) 全9色 30ml ¥6600/RMK Division 実験使用色:102

角度が変わると色が変化するパールの働きで、骨格を際立たせる仕上がりに。

02:イヴ・サンローラン

オールアワーズ リキッド グロウ
オールアワーズ リキッド グロウ

全10色 25ml ¥8360/イヴ・サンローラン・ボーテ 実験使用色:LN4

美しい肌を再現するカバー力とまばゆいほどのツヤで、長時間グロウスキン。

03:カネボウ

ライブリースキン ウェアII
ライブリースキン ウェアII

SPF4・PA+ 全10色 30g ¥12100/カネボウインターナショナルDiv. 実験使用色:240

重ねても厚塗り感がなく肌と一体化。いきいきとしたツヤがプラスされる。

04:SUQQU

スキンケア クリーム ティント
スキンケア クリーム ティント

SPF38・PA++ 全3色 40g ¥8250 実験使用色:10

顔料を美容クリームでくるむ処方により、まるで保湿ケアのような塗り心地。

05:雪肌精

雪肌精 BLUE ブリージング マイ グロウ フルイド
雪肌精 BLUE ブリージング マイ グロウ フルイド

全5色 30ml ¥6050(編集部調べ)/コーセー 実験使用色:405

和漢植物の恵みをたっぷり配合。みずみずしいうるおいでフレッシュな肌に。

06:セルヴォーク

レアグロウ リキッドファンデーション
レアグロウ リキッドファンデーション

SPF38・PA+++ 全3色 25ml ¥6050 実験使用色:BE02

重ねても白浮きしたり厚塗りにならない。石鹸でオフできる点も特長的!

07:トム フォード ビューティ

アーキテクチャー ラディアンス ハイドレーティング ファンデーション SPF 50+
アーキテクチャー ラディアンス ハイドレーティング ファンデーション SPF 50+

SPF50+・PA++++ 全8色 30ml ¥13750 実験使用色:3.5N

光の屈折や拡散、反射作用を上手に利用し、どの角度から見ても立体小顔。

08:バイユア

セラムフィット スキニー グローリキッドファンデーション
セラムフィット スキニー グローリキッドファンデーション

SPF50+・PA+++ 全3色 30ml ¥3410 実験使用色:21

オイル&パウダーのダブル光彩処方で、うるおいで満たされたようなツヤ感。

09:ポーラ

アペックス リキッドファンデーション
アペックス リキッドファンデーション

SPF25・PA++ 全6色 6種類 25ml ¥11000 実験使用色:N3 6241

独自の肌分析テクノロジーで肌の個性を見極めて、最適な処方で作成される。

10:ポール & ジョー

サブライム クリーム ファンデーション
サブライム クリーム ファンデーション

SPF30・PA++ UV耐水性★ 全5色 30g ¥8800/ポール & ジョー ボーテ 実験使用色:201

真珠に着想を得た、奥深いつやめきが出現。高いカバー力でアラも目立たず。

【TEST.1】透明感はある?

中身を抜いた卵の殻にファンデを塗り、内側から発光体で照らしたときの光の透過具合を観察。塗ったところが暗くならず透けるものは、透明感があるとみなす。

Before

Before 点灯前 点灯後

01:RMK

光は透けているけれど、ファンデを塗ったところはややはっきりしている印象。

01:RMK 点灯前 点灯後

02:イヴ・サンローラン

光がしっかりと透過している。透明感のあるファンデということ。

02:イヴ・サンローラン 点灯前 点灯後

03:カネボウ

色がのるファンデということもあってか、透けるけれど塗布した部分はわかる。

03:カネボウ 点灯前 点灯後

04:SUQQU

透明感バッチリ。どこにファンデを塗ったのかまったくわからないほど透けた。

04:SUQQU 点灯前 点灯後

05:雪肌精

すばらしい透明感。薄づきということもあって、きれいに光が透過している。

05:雪肌精 点灯前 点灯後

06:セルヴォーク

しっかりと色濃くのるファンデということもあり、光はほとんど透けていない。

06:セルヴォーク 点灯前 点灯後

07:トム フォード ビューティ

ファンデを塗った部分がわかる。あまり色は濃くないけれど、透け感は低。

07:トム フォード ビューティ 点灯前 点灯後

08:バイユア

塗布部分がしっかりと光を透過している。透明感のあるファンデだ。

08:バイユア 点灯前 点灯後

09:ポーラ

うっすらとだけど、どこに塗布したかはわかる。透明感はほどほどという印象。

09:ポーラ 点灯前 点灯後

10:ポール & ジョー

透けてはいるけれど、塗布した部分はわかる感じ。ほどほどの透明感といえそう。

10:ポール & ジョー 点灯前 点灯後

【TEST.2】水や皮脂に強い?

人工皮革に、同量のファンデを塗布。汗に見立てた水と皮脂に見立てたモデル皮脂を滴下したときのなじみ具合を見る。滴が球の形状を保つほど、水や皮脂に強いということ。崩れにくさをチェック!

01:RMK

水分はきっちりはじいて球状に近い形に。皮脂ともなじんではいないけれど、少し広がっている。

01:RMK 水 モデル皮脂

02:イヴ・サンローラン

コロンと転がりそうなほど水分をはじいているし、皮脂ともなじむことなくきっちりはじいている。

02:イヴ・サンローラン 水 モデル皮脂

03:カネボウ

水分はきっちりはじいて球状に。皮脂とはなじんでしまい、ファンデが浮いているようなところも。

03:カネボウ 水 モデル皮脂

04:SUQQU

水分とも皮脂ともなじまず、どちらもきっちりはじいている。水分にも皮脂にも強いファンデである。

04:SUQQU 水 モデル皮脂

05:雪肌精

水分をしっかりはじき、転がりそうなほど球状に。皮脂ともなじむことなくちゃんとはじいている。

05:雪肌精 水 モデル皮脂

06:セルヴォーク

水分、皮脂どちらも広がってしまった。ファンデが浮いて色が濁っている感じもあり、注意が必要。

06:セルヴォーク 水 モデル皮脂

07:トム フォード ビューティ

皮脂はしっかりはじいているものの、水分は少し広がっている。皮脂には強いが汗にはやや負けるかも?

07:トム フォード ビューティ 水 モデル皮脂

08:バイユア

皮脂はファンデと混ざってしまい、かなり濁っている。水分もはじくことなく広がって濁った。

08:バイユア 水 モデル皮脂

09:ポーラ

ファンデとなじんでしまうことなく、水分と皮脂をしっかりとはじいた。汗にも皮脂にも強そうだ。

09:ポーラ 水 モデル皮脂

10:ポール & ジョー

水分はしっかりはじいてころっとした形状に。でも皮脂は広がってしまい、ファンデも浮いている。

10:ポール & ジョー 水 モデル皮脂

【TEST.3】肌色を明るくする?

ファンデの色の明るさを分光測色計で測定する実験。標準的な肌色の肌模型を100として算出している。

標準的な肌色を100としたときのファンデーションの明度

数値が大きいほど肌色を明るくするファンデということ。各ブランドの平均的な色みのファンデで検証したところ、もっとも明るくなるのが08。ただ02、05、04、09、07もほとんど数値が変わらないので、トーンアップ効果は同じぐらい。01、06は素肌に近い仕上がりといえそうだ。

【TEST.4】毛穴は隠せる?

すだちの皮の表面にファンデを塗って、毛穴に見立てた凹みがどんなふうになるかを観察。凹みにファンデが入り込んで目立たなくなるのか、逆に目立つのか。カバーしている状態を見よう。

Before

Before

01:RMK

ファンデが全体を覆い、凹みに入り込んである程度埋めるが、隠しきれていない感じ。

01:RMK

02:イヴ・サンローラン

全体を覆って、皮の表面にある凹みに入り込んでいる。でも隠しきれていないところも。

02:イヴ・サンローラン

03:カネボウ

ファンデが全体をしっかりと覆って、凹みがかなり目立たなくなっているのがわかる。

03:カネボウ

04:SUQQU

薄づきなので全体を覆うものの、凹みはあまり隠しきれない感じ。カバー力は低めだ。

04:SUQQU

05:雪肌精

凹みに入り込んだところがかえって目立つ感じ。凹みに入り込めていない箇所も。

05:雪肌精

06:セルヴォーク

ファンデが表面をしっかり覆う。凹みに入り込んでいるけれど、隠しきれていない感じ。

06:セルヴォーク

07:トム フォード ビューティ

均一にすだちの表面を覆って、凹みが目立ちにくくなっている。毛穴カバー効果あり。

07:トム フォード ビューティ

08:バイユア

全体を覆い、凹みに入り込んで埋めている。少しだけ、隠しきれていない感じもあり。

08:バイユア

09:ポーラ

ムラになることなく全体を覆って凹みを埋める。凹凸が目立ちにくくなっている印象!

09:ポーラ

10:ポール & ジョー

皮の表面全体を覆って、凹みを埋めるものの、入り込まずに目立つところもちらほら。

10:ポール & ジョー

【TEST.5】カバー力と持続性は?

すりガラスにファンデを塗布して、シミをイメージした「VOCE」の文字の上にのせる。モデル皮脂を付着させ、その前後で文字の見え方がどう変化するかを観察し、5段階で評価する。数値が大きいほどカバー力が高いということ。

Before

Before

01:RMK

01:RMK 皮脂付着前 皮脂付着後

02:イヴ・サンローラン

02:イヴ・サンローラン 皮脂付着前 皮脂付着後

03:カネボウ

03:カネボウ 皮脂付着前 皮脂付着後

04:SUQQU

04:SUQQU 皮脂付着前 皮脂付着後

05:雪肌精

05:雪肌精 皮脂付着前 皮脂付着後

06:セルヴォーク

06:セルヴォーク 皮脂付着前 皮脂付着後

07:トム フォード ビューティ

07:トム フォード ビューティ 皮脂付着前 皮脂付着後

08:バイユア

08:バイユア 皮脂付着前 皮脂付着後

09:ポーラ

09:ポーラ 皮脂付着前 皮脂付着後

10:ポール & ジョー

10:ポール & ジョー 皮脂付着前 皮脂付着後

シミや赤みなどの色ムラをどのぐらいカバーするか、またそのカバー効果が時間経過で低下しないかを見る実験。皮脂が出てもファンデが薄くなることなく、しっかりカバーし続けてくれるのは09。素晴らしいカバー力と持続力といえる。10は時間が経つと少しだけ文字が透けてくるものの、こちらも高いカバー力を持続できるはずだ。02、07はその2品に比べるとカバー力はやや下がるものの、薄いシミなら隠しきってくれそう。01や05は塗ったときからやや色ムラのカバー力が低め。濃いシミがある場合はコンシーラーなどを併用したほうがよさそう。

【TEST.6】うるおう?

ファンデを前腕の内側に塗って塗布前と60分後の水分量を測定し、変化量をグラフ化したのが下の図。数値が高いほどうるおうということになる。秋冬ファンデに求める最重要ポイントとしている人も多い保湿力。乾燥肌の人、塗っている間もちゃんとうるおいが欲しい人は特に、しっかりチェックしたい。

水分量の変化

10品中、もっともうるおい効果があったのは05という結果に。2位の04も、かなりうるおい効果の高いファンデといえそうだ。そこから少し数値が下がって02、09、08と10が続いていく。この検証は保湿効果を水分量で評価している。人によっては、油分量が多い“コート系”のファンデが向いている場合もある。

【TEST.7】くすまない?

すりガラスにファンデを塗布し、モデル皮脂を付着させる。その前後でファンデの色がどうなったかをチェック。皮脂と混ざってファンデが暗くなるものは、時間が経つとくすみ感が出てくるもの。朝つけて、夕方まで肌色がトーンダウンしないファンデはどれ?

くすまない? 01:〇 02:◎ 03:△ 04:◎ 05:〇 06:△ 07:◎ 08:△ 09:◎ 10:〇

モデル皮脂を付着させたあとに色が暗くなってしまうというのは、時間が経つと肌がくすんだような印象になるファンデということ。そんな事態にならなそうな、くすみにくいファンデは02、04、07、09の4品。01、05、10は少しくすみが出てしまうかもしれないので、下地などでサポートを。03、06、08は皮脂で変化が出やすそうなので、日中のオイルコントロールが必要かも。

【TOTAL】仕上がり&総合評価

最後は、実際にモデルの肌に塗ったときの印象を観察する。肌色はトーンアップされるか、ツヤは出るのか、マットに仕上がるのか、毛穴は目立たなくなっているか。好みの肌印象になるものを総合的にチェックしていこう。塗布するときののびのよさも参考にして。

Before

Before

01:RMK

指でムラなく塗れて毛穴を自然にカバー
テクスチャーはゆるめだけれど、肌にのばすとちゃんとフィットするリキッドタイプ。シミなどの色ムラは、濃すぎるとカバーしきれない可能性があるけれど、指でのばすだけでもムラになりにくく、表面の凹凸も目立たなくなるところは優秀。時間が経つとやや透けが気になるので、お直しが必要。

01:RMK 指でムラなく塗れて毛穴を自然にカバー

自然な感じの落ち着いた色み。ツヤはあまり出ず素肌っぽい印象。

02:イヴ・サンローラン

悩みなき肌に仕上げつつ透明感もバッチリ
ややゆるめのリキッドタイプ。とてものびがいいけれど、密着させるときはスポンジなどを使ってしっかり押さえるようにするとよさそう。カバー力は高く、濃いシミもカバーできるし、ある程度凹凸も目立ちにくくなる。透明感のある仕上がりだけれど、時間が経つとやや透けてくる可能性も。

02:イヴ・サンローラン 悩みなき肌に仕上げつつ透明感もバッチリ

色みはやや黄み寄り。でも肌色が明るくなり、ツヤも出る。

03:カネボウ

毛穴を目立たなくして、つるんとした肌を演出
こっくりとしたクリームタイプなので、のびはやや重ため。しっかり色がのるけれど肌に均一につくので、毛穴などの凹凸を美しくカバーしてくれる。色ムラもほどよく隠してくれそうだ。ただ透明感はそれほど期待できないし、時間が経つと透けてきてしまう可能性も。こまめに化粧直ししたい。

03:カネボウ 毛穴を目立たなくして、つるんとした肌を演出

わざとらしくないナチュラルな明るさが出せて、つややかな肌に。

04:SUQQU

しっとりした塗り心地で、ツヤのある肌づくり
軽いつけ心地のクリーム。塗ったそばからフィットしていくので、のばすときは時間をかけずに広げたほうがよさそうだ。かなり薄づきなので、色ムラは隠してくれるけれど凹凸まではカバーしにくいかも。保湿力は2位と高いので、しっかりメイクというより素肌感を大事にしたいときにぜひ。

04:SUQQU しっとりした塗り心地で、ツヤのある肌づくり

肌を自然にトーンアップ。ツヤが出て、素肌がキレイに見える。

05:雪肌精

高いうるおい効果で水や皮脂に強い優秀作
シャバシャバとしたゆるいテクスチャーのリキッドファンデ。肌にさっとのび、すばやくフィットする。かなり薄づきなのに保湿力はナンバーワン。カバー力はあまり高くないけれど塗りムラが目立ちにくく、水分にも皮脂にも強い。化粧直しがしにくい日でも、それほど崩れず過ごせそうだ。

05:雪肌精 高いうるおい効果で水や皮脂に強い優秀作

塗った瞬間、肌色がパッと明るくなる感じ。ナチュラルなツヤも。

06:セルヴォーク

ナチュラルだけど美肌に見せるならコレ
手に出すとかたそうなテクスチャーのリキッドなのに、のばせばやわらかく広がっていく。指で塗ってもムラになりにくく、赤みなどの色ムラ、表面の凹凸を自然に目立たなくしてくれる。素肌っぽく落ち着いた肌色に仕上がるけれど、時間が経つと透け、くすみが気になるので気をつけたい。

06:セルヴォーク ナチュラルだけど美肌に見せるならコレ

みずみずしく、肌がうるおっているようなツヤがひと塗りで出る。

07:トム フォード ビューティ

つるんとつややかな、アラの見えない美肌へ
ゆるめのリキッドだけど、肌にのばすとピタッとフィット。量がしっかりのって、濃いシミも毛穴などの凹凸もちゃんと目立たなくなる。透明感はあまり期待できないが、つるんとした仕上がりになるので隠したいものが多い大人にはうれしい。時間経過で悩みが透けてくるかもなので気をつけて。

07:トム フォード ビューティ つるんとつややかな、アラの見えない美肌へ

大人っぽく上品にトーンアップ。みずみずしさを感じさせるツヤも。

08:バイユア

明るくツヤのある旬肌が一瞬で叶う
シャバシャバのゆるいテクスチャーのリキッドで、肌にさっとのびてフィット。ナンバーワンのトーンアップ効果とツヤ感で、イマドキっぽい肌に仕上がる。色ムラや表面の凹凸はほどよくカバー。水分や皮脂と混ざりやすく、時間が経つと透けやくすみも出てきそうなので注意が必要だ。

08:バイユア 明るくツヤのある旬肌が一瞬で叶う

トーンアップしつつ、まるで鏡のように光を反射するツヤが出現。

09:ポーラ

どんな悩みも自然に隠し、時間が経っても崩れにくい
するすると肌に広げられる、ゆるめのリキッドファンデ。のびがよく、かつ塗りムラになりにくいのがストレスフリー。肌にしっかり量がのることもあり、濃いシミや毛穴などの凹凸もちゃんと隠せる。保湿力もあるので、乾燥肌でもストレスなく過ごせそうだ。くすみが出にくいのもスゴイ!

09:ポーラ どんな悩みも自然に隠し、時間が経っても崩れにくい

ほどよく肌色が明るくなり、わざとらしくないツヤ感も出てくる。

10:ポール & ジョー

自然な美肌印象は、このファンデにおまかせ
とろっとしたカスタードクリームのようなテクスチャー。でもズルズルせず、肌にのばすとフィットする感覚。量がちゃんとのるため、濃いシミ、毛穴などの凹凸までカバーできる。ピンク系の色みで明るくなりすぎず、ツヤも控えめな仕上がりだ。時間が経つと透けてくるのでお直しを。

10:ポール & ジョー 自然な美肌印象は、このファンデにおまかせ

トーンアップ効果とツヤ感、どちらも控えめなタイプのファンデ。

サイエンスな結論

乾燥が気になるこのシーズン、保湿力の高さで選ぶなら、05、04、02、09を使うのが正解。いやカバー力のほうが重要でしょという人も、09は色ムラ、毛穴ともにバッチリ隠してくれるハイカバーファンデなので、きっと満足できるはずだ。10もシミなどの色ムラをカバーしてくれるので、候補に入れてほしい。つるんとした肌に仕上げたいなら03、07、09をぜひ。時間がない朝は手早く塗り広げられるほうがストレスフリーで使えるはず。01、05、06、08、09はその点で合格点といえる。塗るからにはトーンアップ効果が必須という人は、08、02、05、04、09で明るさを出そう。02、04、05、09は皮脂や汗に強いので、お直しの回数を減らしたいときに大活躍。

撮影/石田健一(実験)、藤本康介(静物) 実験/エフシージー総合研究所 取材・文/穴沢玲子 構成/佐野桐子

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