「パパ作ってくれないの？」飲み会で家事育児をしない夫…娘たちのお願いに「コンビニで買え」「俺は払わない」

人の心の闇を描く、紙屋束実（闇落ち女子トーク）さん。自身や知人の体験談をベースとしたフィクション漫画を、ブログで発信しています。

これまで、子どもの成長や家庭の在り方について、時代の変化を交えながら描いてきた本シリーズ。今回は、居酒屋での何気ない会話から、家族の役割や現代の子育てのリアルが浮かび上がります。

子育て観のすれ違い

仕事帰りの居酒屋で、父親たちは子どもの成長や留守番について語り合います。「もう高学年なんだから大丈夫だって」と言い聞かせつつも、心配は尽きません。会話は自然と「昭和は放っておいても平気だった」「令和は過保護すぎる」といった世代間の価値観のズレへと広がります。

「父親は外で働き、母親が家を守る」と自信満々に話す場面もありましたが、「でも今は母親がいない、誰が家を守るんだ？」と現実を突きつけられ、言葉に詰まってしまいます。その後、娘が友だちの母親に送ってもらって帰宅するなど、地域や他者との助け合いの温かさが描かれます。

翌日の弁当作りをめぐって、父親は娘たちに「弁当代は自分たちの小遣いから出せよ！」と不満げに言い、娘たちも諦めたように「わかってる」と呟きます。父親の価値観が変わってくれると良いですが…。

ブログ：紙屋束実（闇落ち女子トーク）

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