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朝ドラ『ばけばけ』“異彩を放つ”若手女優に→視聴者「これは引く手あまただわ」ネクストブレイク必至のワケ

  • 2025.10.29

現在第4週目放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』が、SNSで大きな話題となっています。独特のテンポ感や繊細な心理描写はもちろんのこと、視聴者の間では主演の髙石あかりさんが見せる”とある演技”に注目が集まっているようです。今回はそんな「NHK朝ドラ『ばけばけ』第4週」について詳しく取り上げます。

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髙石あかり(C)SANKEI

吉沢亮も登場!ますます面白くなる朝ドラ『ばけばけ』

『ばけばけ』は、明治初期を舞台に、小説家兼日本研究者の小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、その妻・小泉セツをモデルとして2人の出会いや暮らしを描いた物語。作中では小泉八雲は「レフカダ・ヘブン」、小泉セツは「松野トキ」という名前で登場します。レフカダ・ヘブンは『SHOGUN 将軍』などで知られるトミー・バストウさんが、松野トキは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで人気急上昇中の髙石あかりさんが演じています。

9月29日から放送が始まり、今週は第4週目「フタリ、クラス、シマスカ?」がオンエアされました。

銀二郎の提案に揺れる心…第4週「フタリ、クラス、シマスカ?」

第4週目は、事業に失敗した雨清水家が織物工場を畳み、トキが失業してしまうところから始まりました。もともと貧しかった松野家は火の車。借金取りがトキを「遊郭で働け」と脅しているのを見て、妻を愛する銀二郎(寛一郎さん)は気が気ではありません。荷物運びの仕事に加え、遊郭の客引きの仕事と内職も始め、必死にお金を稼ごうとします。

しかし、遊郭の客引きをしていることをトキの祖父・勘右衛門(小日向文世さん)に「家の格が下がる」と咎められ、とうとう気持ちの糸がプツリと切れてしまいました。稼いでも稼いでも減らない借金、努力を認めてくれない婚家の人々、なかなか思うように妻に頼ってもらえない自分…すべてが嫌になってしまった銀二郎は出奔。

そこで初めて「銀二郎はずっと自分の側にいてくれる」と甘えていたことに気づいたトキは、家族の後押しもあり出奔先の東京に銀二郎を迎えに行きました。

東京で錦織友一(吉沢亮さん)をはじめ、松江出身の若者たちと一緒に暮らしている銀二郎と無事再会できたトキ。そこで銀二郎に「トキのことは好きだが、もうあの家には帰れない。東京で、夫婦2人で暮らしませんか?」と提案されます。自由で先進的な東京での暮らしとやる気溢れる同年代の若者たち、そして彼らと人生をやり直そうとしている銀二郎を見て、トキの心は揺れるのでした…。

「とてつもないコメディセンス」“髙石あかりワールド”に迷い込む視聴者

史実をもとに丁寧に再構築されたストーリーや繊細な心理描写、怪談的な要素を随所に散りばめた演出などで多くの人を魅了する『ばけばけ』ですが、最近、主演の髙石あかりさんが見せる“とある演技”にも注目が集まっています。

それは、「コメディ演技」。緊迫感のある物語展開の中に差し込まれた「絶妙な可笑しみ」を表現する演技がとても上手いと評判になっているのです。

たとえば、第17話(第4週2日目)で、松江から1週間旅をしてきたトキが初めて錦織と出会うシーンがあります。長旅の疲れと安心感でうっかりうたた寝してしまったトキが、寝ながらニヤニヤ笑ったり、「金縛りでございます…!」と急に飛び起きたりして見守っていた錦織を当惑させるのですが、そのテンポが実に絶妙。「トキが東京にやっとたどり着いたシーンなのだから笑ってはいけない」と思っても、錦織と一緒に“髙石あかりワールド”に迷い込み、思わず笑ってしまいます。

ベテラン俳優の多い朝ドラの中でも異彩を放つ髙石さんのコメディセンスに、SNSでは「とてつもないコメディセンス」「シュールなコメディシーン、本当にいい」「髙石さんがこんなにコメディの上手な人だったとは」「あかりちゃん、本当にコメディ上手」「これは引く手あまただわ…」など、称賛のコメントが多数寄せられていました。

第5週「ワタシ、ヘブン。マツエ、モ、ヘブン。」では、とうとうトミー・バストウ登場!

生涯寄り添って暮らすこととなるトキとヘブンは、いったいどのように出会うのでしょうか?また、東京で今まで体験できなかった新婚生活を楽しんだトキと銀二郎の関係はどうなったのでしょうか?

今後も朝ドラ『ばけばけ』と、髙石あかりさんの素晴らしい演技を見逃せませんね!


※記事は執筆時点の情報です