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「さすが絶妙な空気感」2025年5作目の“ドラマ出演” 影の多い“いじめられ役”に好評の声【火ドライレブン】

  • 2025.11.4

カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』(毎週火曜よる11時〜)は、主演の齊藤京子が篠原レイコ役に、そしてその母・玲子=レイコ役に水野美紀、娘・優奈役に大友花恋らが出演している。命の重さと人間関係の歪みに迫る復讐ドラマである。第4話では、娘を失った母が事件の核心に迫るなか、思いがけない真実が浮かび上がった。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

真実の入り口…。由紀子の告白

第4話の冒頭、優奈の月命日にレイコが現場を訪れると、そこに花を手向ける女性の姿があった。それは、ママ友グループの一員、長尾由紀子(水嶋 凜)であった。レイコは、由紀子に優奈の命日を悼む理由を尋ねると「優奈さんがいじめられる前は、私がいじめられていたんです」と語った。しかも、由紀子は優奈がママ友たちによる執拗な嫌がらせに苦しむ状況を助けようとしていた唯一の“味方”だったという。だがその味方となったことで、逆に優奈自身がターゲットになったという構図が浮かび上がる。

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火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第4話より(C)カンテレ・フジテレビ

由紀子を演じている水嶋は、2021年テレビ東京系テレビドラマ『直ちゃんは小学三年生』に出演し、女優として活躍をスタートさせている。テレビ朝日系『相棒 seson23』や同じくテレビ朝日系『家政婦のミタゾノ第7シーズン』、テレビ朝日系『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』などに出演しており、2025年は、本作でテレビドラマ5作品目の出演だ。第4話では、影の多い役を演じており、SNSでは「出た!」「さすが絶妙な空気感」と好評の声も聞こえていた。

動画に潜む“犯人”の影…

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火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第4話より(C)カンテレ・フジテレビ

由紀子が明かした“誕生日会の日”。新堂沙織(新川優愛)の息子の誕生日に、“新入りママ”だからという理由で、掃除から準備まで担当させられた優奈。しかし、優奈はつまづいてしまい、ケーキもろとも転んでしまったのだ。そして、みんなの前で土下座をさせられることに…。

レイコは、娘が亡くなった後に送られてきた誕生日会の動画に目を向け、協力者・成瀬(白岩瑠姫)とともに映像を再検証した。そこに映る細部から、優奈が転んでしまった原因は、由紀子が足をかけたからということが判明。由紀子は、「また自分がいじめられるのが怖くて、優奈さんのいじめに加担してしまった。」と話していた。由紀子は罪悪感を抱き、優奈の母親に真実を伝えるために動画を送り、いじめを密告したのだ。

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火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第4話より(C)カンテレ・フジテレビ

由紀子の後悔を感じたレイコは、水をかけるだけに留まり、彼女に復讐をしなかった。意識不明で入院している孫の圭太(日影琉叶)の横で、涙する姿は、水野美紀が演じる玲子の姿で描かれた。本作では、55歳の玲子が全身整形をして25歳のレイコとして復讐をしているのだが、55歳の姿が描かれる場面もある。そのたびに、「やっぱり圧巻」「桁違いの存在感」と水野の演技に、SNSでは大きな話題となっていた。真実を突きつけられた母親の危機感、娘を失った傷とは別の戦いが今、始まっている。

真実が明るみになってきた第4話。次回以降、さらに“犯人たち”への追及が深まりそうな気配だ。


カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』毎週火曜よる11時