「一番刺さった」「名言」大ヒット火曜ドラマ 、“化石母と勝男”の対話に反響の嵐！『じゃあ、あんたが作ってみろよ』

夏帆と竹内涼真がダブル主演のTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』（毎週火曜よる10時）の第8話が11月25日に放送された。勝男（竹内涼真）のもとに家出してきた母・陽子（池津祥子）が訪ねてくる。マイペースに勝男の世話を焼くも、勝男はそれが若干ストレスで…。母の心情、勝男との親子関係に注目が集まっていた。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

勝男母が自分の行動や発言を反省 母の気持ちにSNS「分かりみが深い」

何かと世話を焼く母・陽子にストレスを感じつつも、帰ってくれとは言えない勝男。父が心配しているのでは…と、それとなく帰ってもらうことを促すが、母は冗談半分に、勝男に新しい彼女ができたら出ていくと告げる。そこで、勝男は友人の椿（中条あやみ）に家に来てもらい、彼女のふりをしてもらうのだった。

陽子は椿に料理を手伝ってもらったり、高齢出産は大変だからと結婚を促す発言したりして、椿や勝男を困惑させる。すると、陽子は食事の席で自分の発言を反省。陽子は、姑に無理難題や小言を言われ、そうはなりたくないと思っていたのにも関わらず、同じように椿にプレッシャーをかけていたと自分を顧みる。

椿が帰った後、勝男は、一人でも大丈夫になりたいと陽子に伝える。鮎美（夏帆）と別れたと言い出せなかったことや椿と恋人のふりをしていた勝男。陽子は、プレッシャーをかけてしまっていたことに、気づき落ち込んでしまう。そして翌朝、陽子は勝男の家を出て行ってしまうのだった。

SNSではそんな母に対し、「受け継がれてきた負の連鎖の苦しさがあまりにリアル」「押し付けは良くない」「わかりみが深い」とさまざまな声が飛び出していた。

勝男と母の対話に反響 亭主関白の父に変化も！

勝男の家を出た陽子は、鮎美と遭遇し、一緒に東京の街を散策。その頃、“電話の子機の充電が切れたから”という強引な理由で、父・勝（菅原大吉）も勝男の家を訪ねていた。そして、父と勝男は、布団を並べて寝ることに。父は、勝男が小さかった頃、会社を継ぐことになり、忙しかったと明かす。父は、家族に何不自由なく生活させることが、自分の責任だと当たり前に思っていて…。勝男と勝の話を扉越しに、母も聞いていた。

翌朝、早起きした勝男は朝食を作る。起きてきた母を前に、勝男は母を思って本音が言えなかったことを反省。すると母は「私たち親子だけど、大人同士でもある」と言い、母は勝男の世話を焼き過ぎないこと、勝男は母に困ったらちゃんと言うことを約束した。そんな母の言葉は、「一番刺さった」「名言」「私が同じ立場になったら絶対子供に言おう」「なんかすごくすっきり」と多くの反響を呼んでいた。

勝男は、「母さんへの態度を改めた方がいい」ことを父にも伝えようとするが、母は「どうせ変わらない」と言って、申し出を断る。自分の心の中に秘密の部屋があるから我慢できると言う母。その話に父もこっそり聞き耳を立てていた。

その後、勝男の作った朝食を食べた父は、無言で勝男にご飯のおかわりを頼む。そんな父に、母と勝男は冷ややかな目線を注ぎ、父は「おかわり」と言って勝男に空のお茶碗を渡したのだった。亭主関白で何でも任せっきりだった父の「おかわり」という言葉に、「ほんの僅かだけ変わった」「小さな成長」「亭主関白な父親ですら価値観は変えられる」と視聴者が沸いていた。大分の家に戻った父と母の夫婦関係に変化があるのか、気にならずにはいられない。

勝男と鮎美の“復縁”はあるのか？ 次回予告に視聴者ざわつく

自分の行いを反省し変わっていく勝男は、知らず知らず鮎美と再会する機会が増えていた。一方鮎美は、椿から勝男が今でも自分を思っていると聞き、戸惑う。SNSでは2人の復縁を望む声があふれているが、次回予告では、鮎美が「お店、出すことになったの」と勝男に伝えたり、鮎美の家で勝男が「俺さ…」と語り掛けるシーンが映し出され、視聴者が騒然。

SNSでは「今の勝男なら付き合っても楽しい」「2人お似合い」「あゆメロの横にいるのは勝男がいい」との意見が上がる一方、「まだまだ復縁しなくていい」「お互い自立エンドな気がする」という意見も飛び交っている。

2人の今後が気になるなか、次回予告ではなぜか勝男が路上で挟まっている姿が映し出され、新たなキャラクターも登場にも注目が集まっていた。次回の放送は、拡大SPだという。どんな展開になるのか、次回が待ち遠しい。

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TBS系 火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』毎週火曜よる10時

ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。