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医師「なるべく食べて」 『心臓病のリスク』を下げるかも…積極的に取り入れたい『食材』とは

  • 2025.10.17
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「心臓病は怖いけど、どうやって予防したらいいの?」と日々不安に思っている方も多いのではないでしょうか。実は、医師たちが「なるべく食べてほしい」とすすめる食材が、心臓病のリスクを下げる可能性があるんです。

今回は、心臓病のリスクを減らす手助けをしてくれるおすすめの食材について、分かりやすくご紹介します。

心臓病のさまざまな原因とは

心臓病は、心筋梗塞、狭心症、大動脈解離、不整脈、心臓弁膜症など、心臓に関わるさまざまな病気の総称です。先天的な異常や肺高血圧症なども含まれます。がんや脳卒中と並んで、日本人の三大死因の1つとされています。

その原因には高血圧や高コレステロール、肥満、喫煙、運動不足、華麗などさまざまな要素が関係しています。その中でも、注目したいのが「食習慣」です。

近年の研究では、地中海食や和食のように、野菜や果物、魚、ナッツをバランスよく食べる食生活が、心臓病のリスクを下げる効果があるとわかってきました。しかし多くの人は、なかなか続けられなかったり、何を優先して食べたらいいのか迷ったりしがちですよね。そこで注目したいのが『大豆製品』です。

なぜ大豆製品を摂取したほうがいいの?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

心臓病の多くは「動脈硬化」が原因で、血管が詰まったり、硬くなることで心臓に負担がかかる病気です。食生活の乱れや脂質の過剰摂取、運動不足などがリスクを高めますが、その中で大豆製品が注目されているのは、いくつかの理由があります。

まず、大豆には「イソフラボン」という成分が含まれています。イソフラボンは植物性の成分で、抗酸化作用があり、血管を若々しく保つ手助けをしてくれます。また、大豆たんぱく質は動物性たんぱく質と比べてコレステロールを下げる効果があるので、悪玉コレステロールの減少に役立つと考えられています。

さらに、大豆製品はカリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富。これらは血圧を安定させる効果が期待でき、高血圧の予防につながります。こうした要素が重なり合い、心臓への負担を減らし、健康的な体づくりに役立つのです。

毎日続ける!心臓に優しい食生活まとめ

心臓病のリスクを下げるためには、食生活の見直しが非常に重要です。悪い脂質を控えつつ、大豆製品をバランスよく取り入れることがカギになります。日常の食事に上手に取り入れて、健康的に心臓を守っていきましょう。

ただし、食事だけでなく適度な運動や禁煙、ストレス管理も心臓病予防には大切。食材を意識しながら、生活全体を見直すことが、健やかな毎日への近道になります。今日から1歩ずつ改善してみてはいかがでしょうか。


監修者:医療法人なかざわクリニック 院長 小倉 慶雄

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