ドイツの空港で出会ったカナダ人女性におすすめの観光地を聞いた結果…　“予想外の展開”に「平和なカオス」

17歳で初めてニュージーランドへの留学を経験し、その後もアメリカ・カリフォルニア、イギリス・ロンドンと、延べ約7年間を英語圏の海外で暮らした華音さん。現在は、世界を旅したり、突撃インタビューをしたりするなど、「英語力」をテーマにした独自の視点で動画を発信しており、そのチャンネル登録者数は約35.5万人（2025/10/24時点）と注目を集めています。

今回は、YouTubeチャンネル『華音チャンネル（Kanon）』にある数多くの人気動画の中から、『空港で出会ったカナダ人とまさかの1日を過ごすことになりました』という動画を紹介します。

ドイツの空港で偶然出会った、見知らぬカナダ人の女の子。そこから始まったのは、まったく予想していなかった“特別な一日”でした。いったいどんな出来事が待っていたのでしょうか？

カナダ人女性との出会いからそのまま話が進み…

配信者さんは、ドイツのフランクフルト空港でカナダ人女性、ユンナさんと出会い意気投合しました。

そして、ユンナさんを迎えにきた家族とも会うことに。家族の人たちに、ただ「フランクフルトのおすすめ観光地」を尋ねるつもりだったのが、「市内案内するよ」と言ってもらい、みんなで一緒に観光を楽しむことになりました。

空港からそのまま皆で電車に乗って市内へ移動しました。電車の中にWi-Fiが完備されていることに、配信者さんは驚きます。

全ての電車ではないものの、とてもありがたいシステムですね。

楽しい会話とおいしいカフェタイム

こうしてフランクフルト市内に到着。「街がきれいだな」と感動しながら、まずおすすめの大きなショッピングモールへ向かいました。

カフェでは朝食メニューが並んでいましたが、「別のお店の方がコスパが良い」とおすすめされ、このカフェではコーヒーだけいただくことにしました。

カプチーノを片手に、みんなで楽しい時間を過ごします。ユンナさんとは英語でやり取りをしますが、アラビア語とドイツ語しか通じない家族もいて、通訳が必要な場面もありました。

それでも、ジェスチャーや表情を交えながら、お互いの言葉を教え合うようにコミュニケーションを取り、とても有意義な時間になっているのが感じられます。

その後、ジェラート屋さんに移動。ここでは、コーヒーをご馳走になったお礼に、配信者さんが支払いを担当します。ユンナさんが「不動の一位」と褒めるピスタチオ味を注文。「超ミルキーで、これは正解！」と大絶賛していました。

ジェラート屋さんでも会話が弾みます。ユンナさんの家族が最近行ったという、1万8,000円ほどするドイツのお寿司屋さんの動画を見せてもらいました。そこでは日本のお寿司屋さんでは見られない、煙の演出があるそうです。

また、「日本の椿オイルをTikTokで見てほしくなった」とも言っていて、日本に関心を持ってくれているのが伝わってきます。

買い物やたわいない会話から見えてくる“深い絆”

その後、ヨーロッパのファストファッションブランド、PRIMARKへ買い物に行きました。ヨーロッパではUNIQLOやGUのような存在ですが、カナダにはPRIMARKがないそうです。

ユンナさんによると、ここの服は少し縮みやすいためあまりおすすめではないそうですが、パジャマは「めっちゃ良い、完璧」とのこと。この日もお母さま用のお土産にパジャマを購入したり、靴を選んだりしていました。

安さや種類の多さが魅力の店ですが、「日本ではなかなか見ない散らかりよう」の店内も、ある意味文化の違いとして目を引きます。

先ほどカフェで撮影してもらったチェキの写真ができあがり、ここで配信者さんとユンナさんが思わず「クレイジー」と言ってしまうほど強烈だった、二人の出会いのきっかけのストーリーが明かされます。

なんでも、お互いが空港を一人で歩いていたとき、ユンナさんが「どこに行くの？」と声をかけたことがきっかけだったそうです。

そして、その会話の中で突然、配信者さんが自分が「YouTuber」であることを明かし、動画を撮りたいと言い出しました。ユンナさんがそれをOKしたという、思わず驚くような展開の話でした。

朝8時半に出会い、そこからわずか6時間半一緒にいるだけなのに、お互いにもうすでに友達を超えた「家族」のような感覚になっているそうです。お別れの時が近づいたら、ユンナさんは「きっと泣いてしまいそう」と言ってしまうほどでした。

笑いと学びがあふれる夕食のひととき

続いて、ドイツで有名なレストランへ向かい、夕食の時間です。チキンやビーフのブリトーなどがメインのメニューで、ユンナさん一家の「おいしくておすすめ」のお店でした。

実際に食べてみて、配信者さんも「おいしい、連れてきてくれてありがとう」と感謝を伝えました。

そこでも気軽な会話が飛び交います。ドイツではドイツのことを「ドイチランド」と呼ぶと知った配信者さんは驚き、日本語では「ドイツ」と呼ぶことを教えました。こうしたやり取りの中で、配信者さんは「ドイツ語のことをちょっと詳しくなれて嬉しい」と感じていました。

ドイツ語だけにとどまらず、ユンナさんやその家族からアラビア語も教えてもらい、簡単な挨拶やフレーズを相手の母国語で伝えられるようになりました。言葉を交わすたびに笑いが生まれ、言語の壁を越えて交流を楽しんでいる様子が伝わってきます。

また再会できますように

楽しいひとときも、気づけばもう終わり。ついにお別れの時間が近づいてきました。

車で迎えにきたユンナさんのおじさんも登場し、挨拶を交わします。今日一日で学んだアラビア語を披露し、初対面とは思えないほど盛り上がりました。

みんなのおかげで「良い一日になった」と感謝する配信者さん。実は「来年6月にドイツに行く可能性があるかもしれない」と伝えると、ユンナさんも「あなたが来るなら私もドイツに来る」と、再会の可能性に期待を寄せます。

9時間ほど共に過ごした時間は、短いながらも間違いなく濃密で、特別な一日だったことでしょう。みんなが乗る車に手を振りながらお別れを告げるのでした。

このコミュ力、尊敬しかない

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

子供の頃に知らない人について行ったらダメと言われてたけど。良い出会いが素敵な展開の始まりですね。シュクラ。覚えました。

華音ちゃんのコミュ力に敬服！この間、会社に来てた外国の人を遠巻きに見てた自分に反省。。。
仲良くなれる機会は自分で作るもんだ～、

平和なカオスで最高でした笑

こんなコミュ力と英語力を私も身につけたい

かのんちゃんの良いところが全部詰まった動画だった

こうゆう出会いって、ほんとに素敵ですよね
私は人見知りなのでこのようなコミュ力、羨ましいです

予想もしなかった素敵な出会い、そして配信者さんの高いコミュニケーション力によって短時間で築かれた深い絆に、多くの視聴者が感動と称賛の声を寄せていました。

確かに、見知らぬ人との出会いには勇気が必要ですし、ましてや一緒に行動を共にするのは簡単なことではありません。それでも相手を信じ、国や文化の違いを超えて心を通わせられたのは、互いの誠実さと温かさがあったからこそ。

短い時間の中で生まれた特別なつながりは、まさに奇跡のような出会い。旅先ならではの偶然が、忘れられない一日を作り出したのでしょう。

動画：空港で出会ったカナダ人とまさかの1日を過ごすことになりました。
協力：華音チャンネル（Kanon）

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

---

【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか？【2分で完了・匿名OK】