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「絶対にしないで」高速道路を走行中、ICでの“NG行為”にNEXCOが注意喚起

  • 2026.1.6
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

高速道路を走行中、ついうっかり降りるはずのIC(インターチェンジ)を通り過ぎてしまった経験はありませんか?

中には、「バックやUターンをすればいいのかな?」と考える人がいるようですが、それは絶対にやってはいけないNG行為です。

実は、そのまま次のICまで進んでも、余分な料金を払わずに元のICに戻れる「救済措置」が存在します。今回はその正しい手順を解説します。

そのバック、命取りです。高速道路は一方通行

高速道路を運転していて、降りる予定だったICを通り過ぎてしまったことに気づいた際、バックしたり、本線上でUターンしたりする行為は厳禁です。

NEXCO各社は、公式Webサイトから「高速道路でのUターン(転回)やバック(後退)は絶対にしないでください」と呼びかけています。

後続車は時速100km近いスピードで走っており、追突されれば重大事故につながります。

高速道路は一方通行が大原則。どんなに焦っても、本線上での停止や後退は命を危険にさらす行為であることを忘れてはいけません。

次のICで申告しよう

目的のICを通り過ぎてしまった場合、慌てずに次のICまで走行してください。

そこで適用されるのが、いわゆる「特別転回(とくべつてんかい)」という措置です。これを利用すれば、間違えて通り過ぎた区間の往復料金を支払わずに、目的のICに戻ることができます。

具体的な手順

手続きは以下の流れで進めます。

1. 次のICまで走行する
絶対に本線上で停止したり、Uターンやバックをしたりしないでください。安全第一で次のICまで進みましょう。

2. 料金所では「一般」レーン(有人)に入る
ETC車であっても、「ETC専用レーン」ではなく、「一般」または「ETC/一般」と表示された、係員のいるレーンに進みます。ETCを利用している場合は、事前に(安全な速度になってから)ETCカードをETC車載器から取り出したうえで、「一般」レーンまたは「ETC/一般」レーンに進みます。

3. 係員に事情を話す
「降りるはずの〇〇ICを通り過ぎてしまいました」と伝えます。特別な書類や事前準備は不要です。状況を説明すれば大丈夫です。

4. 係員の指示に従ってUターンする
料金所の構造により、その場で転回できる場合や、一度一般道に出てから再進入する場合などパターンが異なります。必ず係員の誘導に従ってください。目的のICまで追加料金なしで戻ることができます。この際、氏名・車両番号等を聞かれる場合があります。

すべてのICでできるわけではないので注意

非常に便利な制度ですが、いくつか注意点があります。

・ICの構造による制限
ICの構造などによっては対応できない場合があります。対応できないICがあることも、あわせて覚えておきましょう。

・首都高・阪神高速などの都市高速
NEXCO管轄の高速道路とはルールや構造が異なり、次の出口で一度降りて料金を支払い、乗り直す必要があるケースも多いです。一律に「高速道路はこの対応をしてもらえる」とは限りません。

もしもの時は「次のICの一般レーン」を合言葉に

ICを間違えることは誰にでも起こり得ます。重要なのは、その後のリカバリーです。「バックやUターンは決してしない」「次のICへ進む」「一般レーンで相談する」。これを覚えておけば、事故のリスクを避け、無駄な出費も抑えられます。ただし、対応していないICがあることも忘れずに。

特に帰省ラッシュや行楽シーズンは慣れない道を走ることも多く、ICを通り過ぎてしまうことは珍しくありません。そんな時こそ冷静に、安全第一で対処しましょう。

万が一の時でも、焦らず次のICまで進んで係員に相談すれば、多くの場合で問題なく対応してもらえます。安全第一でドライブを楽しみましょう。


参考:
高速道路で出口を通り過ぎてしまったら、行き先を間違えてしまったら(NEXCO東日本)
高速道路は一方通行。逆走は厳禁!(NEXCO西日本)
通行止めにより目的地方向に行けない場合に、Uターンして出発地に戻ることはできますか?(NEXCO中日本)