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医師「若くてもなる人が多いんです」→見逃さないで!『潰瘍性大腸炎』の初期サインと早期発見のポイント

  • 2025.10.19
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

最近、若い人でも潰瘍性大腸炎になるケースが増えていると指摘されています。名前を聞くと「中高年の消化器のトラブルかな?」と思うかもしれませんが、20代、30代の若い世代にも無関係ではないのが現状です。

今回は、身体に関するさまざまな悩みを医師の目線で解説する、池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニックの動画をご紹介。動画では、院長の柏木先生が教える『若くてもなる可能性がある潰瘍性大腸炎』を紹介します。

20〜30代にも増加中の「潰瘍性大腸炎」とは?

「潰瘍性大腸炎」という病名、聞いたことはありますか?実はこの病気、かつては珍しいとされていたものの、近年は若い世代で急増しています。池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニックの柏木先生によると、発症のピークは30〜40代で、10代でも見られることがあるそう。

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症や潰瘍(ただれ)が起こる“難病”の1つ。自己免疫の異常により、自分の体を攻撃してしまうことで炎症が続くのが特徴です。原因ははっきりしておらず、ストレスや食生活、遺伝などが複雑に関係しているといわれています。

初期は「お腹がゴロゴロする」「下痢が続く」など軽い症状から始まり、進行すると血便・腹痛・体重減少といったサインが現れます。「食あたりかな」と放置してしまうケースも多いそうですが、実はその裏に炎症性腸疾患が隠れていることもあるのです。

放置すると“大腸がんリスク”も 早期受診がカギ

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池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニックの柏木先生によると、は「潰瘍性大腸炎は“治る”病気ではなく、“コントロールできる”病気」と語ります。薬によって炎症を抑え、症状がない状態を保つことで、日常生活を普通に送ることができるとのこと。

しかし、症状が落ち着いたからといって治療を中断してしまうと、再発や悪化につながりやすく、最悪の場合は大腸を切除する必要が出ることもあるそうです。炎症を繰り返すことで“大腸がん”のリスクが上がるため、継続的な通院と定期的な内視鏡検査がとても大切。

「良くなったから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状があれば、まずは消化器内科へ。血便や下痢が長引く場合、白っぽい粘液が混じる場合などは、早めの受診が推奨されています。

新しい治療薬の進歩で「普通の生活」を取り戻せる

「難病」と聞くと不安になりますが、池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニックの柏木先生によると、は「今は本当に良い薬がたくさんある」と強調します。炎症を鎮める内服薬、注射薬、点滴など、患者の症状に合わせてさまざまな選択肢が用意されています。専門医による適切な治療を続ければ、再発を防ぎながら仕事や学校生活を問題なく送れる方がほとんどです。

「大事なのは、あきらめないこと。そして治療を続けることです。きちんと通院していれば、普通に生活できます」と柏木先生。

潰瘍性大腸炎は、早く気づけば早くコントロールできる病気。もし「なんとなく体調がおかしい」と感じたら、それが“体のSOS”かもしれません。

動画:『池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック
協力:『 【解説】潰瘍性大腸炎ってどんな病気?専門医が解説する症状と治療法


池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

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埼玉医科大学医学部卒業。東京女子医科大学消化器内科にて助教として勤務。複数の医療機関で臨床経験を重ね、2023年に現クリニックを開院。胃がん・大腸がんの早期発見と内視鏡検査の普及を目指し、企業や地域住民を対象とした健康診断や生活習慣病の治療をはじめ、一般内科および消化器疾患の診療に幅広く取り組んでいる。また、クリニックのYouTube(https://www.youtube.com/@HKa-wb4jw)を通じて医療知識や内視鏡検査の重要性を発信し、医療情報の普及活動にも尽力中。

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院:https://www.ikebukuro-cl.com

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。