「何に見える？」あなたが“振り回されがちなもの”がわかる心理テスト

2025.12.21

私たちは、日々、数えきれない数の選択や決断をして日常生活を送っています。自分の意志で選び、決めているつもりでも、実はいつも何かの強い影響を受けて意思決定をしてはいないでしょうか。言い換えれば、あなたはその「何か」に、振り回されているのかもしれません。今回は、あなたが振り回されがちなものを心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.きのこ

2.パラシュート

3.チョコレートアイス

4.アイマスク

1.きのこに見えた人は「他人」

図形がきのこに見えた人が振り回されがちなものは、「他人」かもしれません。何かを決めたり、選んだりする時、知らず知らずのうちに、他人の考えを反映しすぎてはいないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、心優しく、大切な他者をないがしろにできないタイプかもしれません。そのため、意思決定の際にも、無意識に他人の期待通りの選択をしなくては、という気持ちが働いてしまうのではないでしょうか？

意思決定の際、他人の意見を参考にするのは当然だと感じるかもしれません。もちろん、周囲の意見を参考に物事を考えることは大切なのですが、心優しいあなたは他人を優先するがあまり、自分を脇役に追いやってしまわないよう、気を付けていてくださいね。

2.パラシュートに見えた人は「常識」

図形がパラシュートに見えた人が振り回されがちなものは、「常識」かもしれません。何かを決めたり、選んだりする時、知らず知らずのうちに、あなたが思う「世間の常識」に縛られすぎてはいないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、自分に自信がなく、列からはみ出したくないタイプかもしれません。そのため、大多数の人の考えから出来上がった、常識や通念といった形のないものを、過度に気にしてしまっているのではないでしょうか？

意思決定の際、常識的かどうかを意識するのは当然だと感じるかもしれません。もちろん、常識的な考えは大切なのですが、ところで、その常識は一体誰が決めたものなのでしょう？本当にそこまで気を遣う必要があるのか、一度立ち止まって考えてみてもよいかもしれません。

3.チョコレートアイスに見えた人は「感情」

図形がチョコレートアイスに見えた人が振り回されがちなものは、「感情」かもしれません。何かを決めたり、選んだりする時、知らず知らずのうちに、自分の感情に振り回されて右往左往してはいないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、感受性が豊かで、気分が変わりやすいタイプかもしれません。そのことを自分でもわかっているため、意思決定の際には、今の感情で決めてもいいのか悩んだり、反対に一時の強い感情で突っ走って後悔したり…といったことが多いのではないでしょうか。

意思決定の際、自分の感情を重視するのは当然だと感じるかもしれません。もちろん、感情は大切なのですが、一時の感情で動いて後悔した経験が多いなら、あえて自分の感情と逆の道を選んでみたり、感情より理性を重視して意思決定してみるのもよいかもしれません。

4.アイマスクに見えた人は「情報」

図形がアイマスクに見えた人が振り回されがちなものは、「情報」かもしれません。何かを決めたり、選んだりする時、知らず知らずのうちに、情報に振り回されすぎてはいないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、好奇心が旺盛で、アンテナが高いタイプかもしれません。日々、さまざまな情報を仕入れては心や生活を豊かにしようと動いているのではないでしょうか。何かを決めるにあたり、仕入れた情報を重視する傾向も人一倍高いのでしょう。

意思決定の際、情報を重視するのは当然だと感じるかもしれません。もちろん、情報は大切なのですが、意思決定に寄与する口コミや評価などが、あくまで他人の主観に基づくものであるのも事実です。なにかを決める際には、情報だけに重きを置かず、自分の感覚や実体験も大切にしてみてくださいね。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！