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ハブられたと騒ぐ"問題児" → 背景を知らない担任が行った【苦しめる道徳の授業】

  • 2025.10.13

小学4年生のユキちゃんは、学校で同じクラスの女の子3人と毎日のように遊んでいます。親同士も気が合い、それぞれの家を行き来するほど仲が良く、楽しく過ごしていました。

同じクラスのA実ちゃんも一緒に遊びたがっていますが、遊びの好みが合わなかったり、ユキちゃんたちのグループの悪口を言って関係を悪くさせようとします。

やがてA実ちゃんは嫌がらせをするようになり、ある日ユキちゃんの靴が捨てられる事件が発生。証拠はありませんが、A実ちゃんを犯人扱いしたことから、被害者のユキちゃんが謝ることに。

A実ちゃんのお母さんは学校に怒鳴り込んできたり、先生もユキちゃんたちの話を聞こうとしてくれなかったり…。ユキちゃんたちは関わりたくありませんが、他のグループに入れないA実ちゃんは、変わらずユキちゃんたちに声をかけてくるのです。

仲間外れにされたら、どんな気持ち?

ユキちゃんの仲良しグループは4人のため、2人1組になる時には自然にペアができていたそうです。ところがそこにA実ちゃんが入ってきます。

ペアはもうできていることを伝えると、A実ちゃんは「ユキちゃんたちが仲間外れにする」と泣きだしてしまいました。

担任の先生は、授業を急遽道徳に変更し、「仲間外れにされたらどんな気持ちになる?」と問いかけます。そして、クラスみんな“仲良く”してほしいと訴えたのです。

確かに、先生の言うことにも一理あります。けれど、一方的に呼びかけるだけでユキちゃんたちの気持ちに寄り添おうとしない姿勢は、かえって彼女たちを追い詰めてしまいかねません。

これまでの経過がある以上、一方の立場だけを汲み取りもう一方の声を無視してしまうことは、新たな不公平を生むことにもつながってしまいます。『みんな仲良く』という理想を実現するために、まずはそれぞれの子どもが安心して気持ちを話せること、そしてその声が丁寧に受け取られることが大切なのかもしれませんね。

マンガ:もっち(@mocchi_kakei)



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