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『狼男』と恐れられていた園長先生 10数年後、20歳になった教え子に放った“まさかのひと言”

  • 2025.9.10
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photoAC(画像はイメージです)

子どもの頃や学生時代にお世話になった先生は、その後の生き方や価値観に少なからず影響を与えます。「先生に憧れて教師を目指した」「学校での悩みを先生と一緒に乗り越えた」と、今でも恩師との思い出を大切にしている人も多いでしょう。

茶釜そば。(@chatumi_ktkt)さんが、「幼稚園の先生から見た大人になった私たち」についてX(旧Twitter)に投稿し、注目を集めています。

いったい先生からは投稿者さんたちのことがどんな風に見ているのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移動します

茶釜そば。(@chatumi_ktkt)2025年9月8日

20歳になって幼稚園のタイムカプセルを堀りに行った時、帰るタイミングで雨が降り出して、園長先生から「ひとりで帰れる?」って訊かれて、我々のイメージは子どもの時のままなんだなぁと思った。

投稿者さんは幼稚園児の頃、「20歳になったら掘り出す」という約束でタイムカプセルを園内に埋めました。

迎えた20歳の時、投稿者さんは当時の園長先生らと共に無事にタイムカプセルを掘り返したそう。カプセルの中にはどんなものが入っていたのでしょうか。開けた瞬間、たくさんの思い出も同時によみがえってきたことでしょう。

ひとしきり過去を懐かしみ、その場がお開きになると、雨が降り出します。園長先生は「ひとりで帰れる?」と心配してくれました。しかし投稿者さんたちはもう20歳。多少の雨の中を帰るくらいは、もう何ともありません。

この言葉は、かつて幼稚園児だった投稿者さんに掛けたものと同じように、園長先生の目には20歳になった子どもたちも、当時の可愛い姿のまま映っていたのでしょう。

投稿者さんはその後の投稿で、園長先生が「あ、もう大人だもんね。帰れるよねぇ」としみじみされていたことを明かしていました。15年近くの年月が流れたことに気づき、嬉しくもどこか切ない気持ちになったのかもしれません。

心がじんわりと温かくなる、素敵なやり取りですね。

大人になっちゃったなぁ

投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

---園長先生の言葉にぐっときました。タイムカプセルを掘りに行かれたとのことですが、何人で行かれたのでしょうか?

タイムカプセルを掘り起こすのは毎年5月5日のこどもの日と決まっているのですが、なぜか私の年は幼稚園からのお知らせが何もなく、集まったのも4〜5人ほどの同級生とその保護者だけでした。

---お知らせがあれば、もっと多くの同級生と会えたかもしれませんね。「ひとりで帰れる?」とおっしゃった園長先生に、周りの方々はどのような反応をしておりましたか?

他の同級生は保護者同伴で来ていたのですが、私ともう1人の同級生はひとりだったので、園長先生は「ひとりで帰れる?」と言ったのだと思います。私もその子も幼稚園の徒歩圏内に家があるので、反射的に「はい」と返事をしたのですが、それをそばで聞いていた保護者の方々は笑っていました。

---「はい」と返事したお二人も可愛いですね。「もう大人だもんね」としみじみとしている園長先生を見て、どう思われましたか?

「私ももう大人なんだなぁ」と思いました。成人という意味では18歳の時からそのつもりでいましたが、それでもなんとなく周りの大人も、「10代だからね」と大目に見てくれている部分があり、まだ自分は子どもなのだと思っていました。

20歳になっても、まだまだ感覚的には子どもの頃の余韻がありました。それに、幼少期に出会った大人は、自分にとってはずっと大人な気がしていて、同じ立場に並ぶことはずっとないと思ってました。なので園長先生が、子どもの頃には見たことのない、寂しいような嬉しいようなしみじみとした表情を見て、「大人になっちゃったなぁ」と思いました。

---気付かないうちに、自分自身も周囲の環境も変わっていくのですね。投稿者さんから見て、園長先生はどのような方でしたか?

優しくておおらかで面白い先生でした。タイムカプセルを埋める時、カプセルを密閉するために大きなネジを締めながら「園長先生は、これを掘り起こす時にはもうヨボヨボでカプセルを開けられないかもしれないから、みんなで開けてね」と言っていたのが印象深く残っています。結局カプセルを開けたのは園長先生でしたけど(笑)。

---ユーモアのある先生ですね。

常に髭が生えていて、園児の間では「園長先生は実は狼男なんだ」って噂になっていました。子どもからすると髪の毛と同じぐらい髭が生えてるイメージがあったので、本当に狼男なんだと思ってました。私は、「狼なのに優しいなんてちょっと怖い」っていうか、「いつか食べられるかも」なんて思って、あんまり近寄れなかったです(笑)。

そもそも私がものすごい人見知りだったのもあって、園長先生と直接話す機会は全然なかったです。だけど常に周りに子どもがいて、園長先生もいつも笑顔でした。久々に会った園長先生も笑顔で、髭に白髪が混じっていて本当の狼っぽくなってました。

もう会うことはないかもしれないけど、幼少期の記憶のままでいてくれたことが本当にうれしかったです。

---幼い投稿者さんや同級生たちの発想が可愛すぎます…!「狼先生」に再会できて本当によかったですね。

恩師との出会いが時間を巻き戻す

かつての恩師に再会すると、当時の時間が一気に巻き戻ったような感覚になります。学生時代のキラキラした気持ちを忘れないためにも、同窓会などの機会があれば、ぜひ参加してみるのもおすすめです。

取材協力:茶釜そば。(@chatumi_ktkt)さん



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