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医師「絶対NGです」熱中症かも…と思ったときに《絶対にやってはいけない》行動

  • 2025.8.22
熱中症が疑われるときの「絶対NG!」の行動を知っておこう
熱中症が疑われるときの「絶対NG!」の行動を知っておこう

誰でも熱中症を発症するリスクが高い今年の猛暑。暑い日に体調が悪くなり、「もしかしたら熱中症かも…」と思ったとき、「絶対にやってはいけない」こと、取ってはいけない行動とはどのようなものなのでしょうか。今、改めて知っておきたい“NG行動”について、eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんに教えていただきました。

水分を取ることは重要だけど…

Q.まず、熱中症について教えてください。

市原さん「熱中症とは、暑い環境にいることで熱が体の中にこもり、さらに脱水によって、汗による熱の放散が十分できないために起こる症状のことです。

熱中症の初期は、めまいや立ちくらみ、頭痛、倦怠(けんたい)感、吐き気、筋肉痛、こむら返りなどの症状が代表的です。暑い日にこうした症状がみられたら、熱中症の発症を疑う目安になります。重症になると意識障害を起こし、命に関わることもあります」

Q.「熱中症になったかもしれない」と思ったとき、「絶対にやってはいけない」ことは何ですか。

市原さん「水分を取ることは重要ですが、アルコールやコーヒーといった、利尿作用のある飲み物での水分摂取は絶対にNGです。また、熱を冷ますための解熱剤の内服もしてはいけません。入浴、運動、水分摂取をしないままの睡眠もしないでください」

Q.逆に、「(自分自身や身近な人が)熱中症になったかも」と思ったときにまずやるべきこととは。

市原さん「まずは涼しい環境に移動して横になり、水分、できれば経口補水液を摂取するようにします。保冷剤などがあれば、首や脇などを冷やしましょう。これらを行っても症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診してください」

オトナンサー編集部

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