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「シリアスな場面なのに笑った」「なんで」物語終盤の“頑固な父親”による“謎行動”に意味はある?最終回直前に疑問の声

  • 2025.9.17

木村文乃が主演、Snow Man・ラウールが共演する、フジテレビ系『愛の、がっこう。』(毎週木曜よる10時)第10話が9月11日に放送された。親元から離れ一人暮らしを始めた愛実(木村)は、カヲル(ラウール)への想いを貫くことに。愛実、カヲルに転機が訪れるなか、障壁だと問われてきた人物たちの意外な言動が視聴者に衝撃を与えた。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

“川原なにがし”中島歩の“クズ”告白に反響!

愛実の父・誠治(酒向芳)に会った川原(中島歩)は、カヲルに愛実の新しい住所を教えたことを報告。愛実に自由が必要なことを説くと誠治は激怒。愛実を心配し語気を強めるも、川原は愛実は這い上がると言い、「ちなみにですけど、僕もクズです」と言ってその場を立ち去った。

SNSでは「この一言で川原の好感度爆上がりした」「株が上がる謎展開」「最初は体のいい結婚相手だった愛実が、理想の相手になっていったのもまた愛のがっこう」と視聴者の心を揺さぶっていた。

メリットだけを望んで愛実との結婚話を進めるも、二股、尾行、暴行…とクズ要素が満載だった川原。だが、カヲルの愛実への愛を知って心境が変化したのか、2人を応援するような発言や行動をとるようになり、視聴者を驚かせた。“川原なにがし”の存在は視聴者に大きな爪痕を残し、ロスの声も多く上がっていた。

カヲルと愛実との筆談に感動の声「最上級の愛情表現」

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木村文乃 (C)SANKEI

カヲルと交際したいということを教頭の植野(今藤洋子)に打ち明けた愛実、だが、約束を破ることになるため、退職を勧告されてしまう。愛実は自分の行いに信用がなかったからと退職することをカヲルに告げる。納得できないカヲルに愛実は「そばにいたいだけ」と伝えるのだった。

愛実と出会う前は苦手な“字”から逃げていたカヲル。だが、今は“字”があったら見るようにしていると自分の変化を明かし、愛実から教えてもらった“字”で「オレもそばにいたい」と返答した。筆談しあうシーンは、“字”を教え、覚えることでつながった2人の絆を感じさせてくれた。

SNSでは「筆談で話す2人が可愛い」「ディスレクシアの青年と国語教師が、筆談で愛と乾杯を語らう…なんて素敵なラブストーリーなの」「愛実と大雅の間でしか成立しない最上級の愛情表現」と感動の声があふれていた。

愛実の父・誠治の言動に視聴者驚がく!

2人の前に、突然、愛実の父・誠治が現れる。部屋に入るや否や、カヲルを罵倒して突き飛ばす誠治。カヲルも思わずこぶしを握るが、怒りに任せて手を出すことはなかった。

そんなカヲルを見た誠治は、夜の商売から足を洗い、一生食べていける仕事を見つけろと告げる。そして、「学歴が重要だって言ってるんじゃない。努力できるかどうかを見せてほしいといってるんだ」と強く言い放ち、部屋を後にした。

SNSでは、これまで自分の思い通りにして娘を過保護に育ててきた誠治の思わぬ言動に反響が続出。「背中押すような言葉かけてくれると思わなかったから泣けた」「急に改心した?」「絶対理解してくれないと思ってたからビックリした」「厳しさの中に愛情を感じた」と視聴者が驚いていた。

また、興奮した様子で愛実の部屋に入ってきた誠治がなぜか電子レンジのドアを開ける謎行動も話題に。「パパが怒りながら意味なく勝手に電子レンジ開けてておもろい」「なんで無駄に電子レンジ開け閉めしたの?」「シリアスな場面なのに笑った」とさまざまな声が上がった。

次回はいよいよ最終話。愛実とカヲルハッピーエンドを望む声があふれているが、予告では絶望的な表情で涙を浮かべ、愛実を拒むカヲルの姿が…。“卒業試験”と冠された最終話にどんな展開が待っているのか、見逃せない。


フジテレビ系『愛の、がっこう。』毎週木曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。