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「施設に行く?」都合が悪くなると脅す母親。壮絶な子ども時代の体験談

  • 2025.8.9

■何かあるとすぐブチギレる母親。運動会のお弁当もナシ!

子どもに暴力を振るうだけで過激なナオさんの母ですが、突発的に2階から飛び降りることもあるとは…。

子どもとしては落ち着かない毎日だったことは間違いないでしょう。

18歳という若さでナオさんを出産したナオさんの母親。そのあと、離婚をし、小学生のころには、弟と二人で夜を過ごすことも多かったようです。

それだけ聞くと、悲壮感があったり、寂しい毎日を浮かべそうですが、実際にはそれなりに楽しく過ごしていたということでした。

さて、そして月日はすぎ、弟も小学生になったある日のことです。

明日は運動会という日でした。

何度も念を押したのに、案の定、母はお弁当を持ってきてくれることはありませんでした。理由は、ただ寝ていたから…。

そんなことってある??

■「施設に行く?」立場が悪くなると脅してくる母親に育てられたら

運動会にお弁当を持ってきてくれなかったことを詰め寄ると、謝るどころか「コンビニで買えばよかったじゃん!」「頭使いなよ〜」と言ってくる母。

もちろんナオさんは、単にお弁当のことだけを言っているのではなかったのです。

「親なんだから、運動会を見にきてほしい」

「他の子は親がいたのに、自分たちだけ誰もきてくれてなかった」

ついそんな愚痴をナオさんはこぼしてしまったのです。

すると…

キラーワードの「施設に行く?」と言う言葉で脅してくる母。

そう言われると、ナオさんも弟も母親に従わざるを得なかったのです。

母としての役目を果たしてくれない母親。

しかし、何か言い返すと「施設に行く?」と脅してくる。

こんな人に育てられたナオさんはこの後どうなってしまうのでしょうか?

こちらはNAPBIZブログに投稿された漫画になります。作者のマチさんに、この漫画についていくつかインタビューしてみました。

■作者のマチさんにインタビュー

ーフォロワーさんからの体験談を元にお話しを作られているということですが、この体験談を聞いたときどんなことを思ったのでしょうか? また、漫画化しようと思ったきっかけを教えていただけますでしょうか。

お話をいただいたフォロワーさんはとても明るくて良い方だったので、実はそんな大変な過去があったことにまず驚きました。

そして親を恨んでるわけでもなく、とてもポジティブで前向きだったのが毒親に育てられていたイメージとは違って意外でした。

毒親と言ってもいろんなタイプがいますが、過去の経験からどう生きていくと決めたのか、そこを描いてみたいと思いました。

ー運動会にお弁当を作らないような母親に育てられたナオさんですが、ナオさんがきちんと大人になれたのには何か理由があるのでしょうか? 友だちや学校の先生などの影響などもあったのでしょうか。

まわりの影響はかなり大きいと思います。

実際にお話を聞いていて、とても周りの人間関係に恵まれていると思いました。

それも、ナオさんに直接お会いしたわけではありませんが、人柄の良さを感じたので周りも助けたいと思ったのだと思います。

ー周りの人間関係と本人の人柄も大事なんですね。

マチさんが感じたギャップのように、ナオさんが過激なお母さんに育てられても、前向きさを忘れずに生きてきたという部分が大きいのかもしれませんね。

さて最後になりますが、いわゆる毒親に育てられた人が、大人になった今でも親子関係に悩んでいるとしたら、どんなことに気をつけたらいいと思いますか?

実は何人かの毒親に育てられたフォロワーさんの話を聞いて思ったのですが、ほとんどの方が適度な距離をとって上手くいっているとおっしゃってました。

まずは物理的に距離を取ることが大事かなと。

また、親は子育てが終わって子どもと離れると昔より過激さも無くなり、子どもは親となって親の気持ちも少しは分かることで意外と上手くいっている方も多いようです。

それでも過去のことは忘れられないと、皆さんおっしゃっていますが…。

ーそう簡単に忘れられることではないですよね。

でも、時間が経過することである程度は緩和されるということもあるんですね。

マチさん、貴重なお話ありがとうございました!

さて、この後も波瀾万丈な体験をすることになるナオさん。最後まで見逃せない展開になっていますので、ぜひ、最初から読んでみてくださいね。

(サトウヨシコ)

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