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『カムカムエヴリバディ』『虎に翼』を超えた!【挑戦的な脚本で魅了した朝ドラ】ランキング!第1位に…「すごい挑戦だったと思う」

  • 2025.8.27

毎朝の楽しみとして多くの人に親しまれているNHKの連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。その中でも「挑戦的な脚本」として印象に残っている作品はどれなのか?全国10代〜60代の男女290名を対象にアンケート調査が行われました。今回は、その結果から上位3作品をご紹介します。従来の枠組みにとらわれない斬新なストーリーや構成で、多くの視聴者を惹きつけた朝ドラたち。あなたのお気に入り作品はランクインしているでしょうか?

第3位:カムカムエヴリバディ(40票)

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映画『すずめの戸締まり』舞台あいさつに出席した深津絵里(C)SANKEI

第3位には、『カムカムエヴリバディ』がランクインしました。この作品は、ヒロインが3人も登場するという新しいスタイルや、三世代100年にわたる壮大な物語構成が特徴です。ラジオ英語講座を軸に、戦中・戦後・現代まで日本社会の変化を描いた点も多く評価されました。

三世代にわたり英語と人生を描く構成が挑戦的で新鮮だからです。(63歳/男性)
ヒロインが三世代に渡って変わるという斬新さが素晴らしかった。(50歳/男性)
主役が3世代に渡ったことも、最後のネタばらしも新感覚で楽しかったです。(37歳/女性)

第2位:虎に翼(46票)

続いて第2位は、『虎に翼』です。一人の女性実在モデル(三淵嘉子さん)の人生をベースとしたストーリー展開や、日本初となる女性弁護士・裁判官への道など、これまでになかったテーマ性が高い評価につながりました。ジェンダー問題女性の法曹界進出など重厚なテーマをユーモアも交えた脚本で表現し、多くの共感と議論を呼びました。

一人の女性の実話をストーリーにしていてのめり込んだから(20歳/女性)
題材も、現代への問題提起もずば抜けていた(55歳/女性)
「日本における女性の生きづらさ」に焦点を当てた、これまでにあまり見たことがないテーマで一貫していたから。(32歳/男性)

第1位:あまちゃん(83票)

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映画『私をくいとめて』の公開記念舞台あいさつに出席した(左)橋本愛(右)のん(C)SANKEI

そして堂々1位となった作品は『あまちゃん』でした!コミカルさとシリアスさが絶妙に融合し、“海女さんを目指すヒロイン”という切り口など、それまでの朝ドラ像とは一線を画す内容に「今までにない挑戦的な脚本」という声が多数。“震災”という重たいテーマにも果敢に切り込みながらもテンポ良く明るい雰囲気で展開され、幅広い視聴層から支持されました。

アイドルになる夢と復興という今までにない挑戦的な脚本だと思う(59歳/男性)
世界観にはまった!尼さんの世界なんてこのドラマがなければ知る機会はなかったと思う(34歳/女性)
まだ震災の傷跡が生々しい時期に、コメディタッチで震災を描くというのは、すごい挑戦だったと思う。(58歳/女性)

まとめ

今回ご紹介したランキングはいずれも、「今までになかった」「斬新」といったキーワードが目立ちます。それぞれ違った角度から“挑戦”した物語だからこそ、多様化する視聴者層にも響いたのでしょう。『あまちゃん』の圧倒的人気ぶりにも納得ですね!


※記事内の情報は執筆時点の内容です。
※コメントは原文ママ

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
調査実施日:2025年8月25日〜8月26日
調査対象:全国10代〜60代
有効回答数:290名