1. トップ
  2. 家族全員が発熱し「解熱剤を分けて」ポケモンGO好きの実母にSOSも…“衝撃発言”にあ然…「疎遠になりました」

家族全員が発熱し「解熱剤を分けて」ポケモンGO好きの実母にSOSも…“衝撃発言”にあ然…「疎遠になりました」

  • 2025.8.5
undefined
出典元:photoAC(画像はイメージです)

家族が病気になった時、頼りになるのは身近な人の支え。特に子どもが高熱を出している時は、親として一刻も早く楽にしてあげたいと思うものです。しかし、最も近くにいるはずの家族から思わぬ反応をされ、深く傷ついてしまうことがあるようです。

今回は、コロナ禍で家族全員が体調を崩した際、近所に住む実母に解熱剤を分けてもらおうとした40代女性のAさんが体験した、忘れられない出来事について紹介します。

家族全員が発熱…実母に助けを求めたところ

コロナ禍の頃のことでした。

うちの娘や息子、夫も姑も皆で発熱や胃腸炎の症状が出てしまったんです。私もひどい胃腸炎で、当時中学生の娘は40℃の発熱。真夏だったので水分補給が気になっていたのですが、私はあまりの吐き気に娘へ水分補給させることもままならない状態でした。

せめて自分でお水をコップに入れて飲むところまでできるようになってほしい。そのためには解熱剤が必要だと思ったんです。

あいにく、家には大人用の解熱剤と、小さかった息子用の粉薬しかありませんでした。中学生の娘には適さない薬ばかり。そこで、すぐ近くに住んでいる実母に連絡することにしたんです。

「カロナール(解熱鎮痛剤)が手元にあったら、少し分けてもらいたい」とメッセージを送りました。

ところが実母からの返事は、私の予想を大きく裏切るものでした。次の週にポケモンGOのイベントで北海道へ行く予定になっていた実母は、私たちとの接触も嫌がり、「自分が熱を少しでも出したら飛行機に乗れないから、手元の解熱剤は渡せない」と返してきたのです。

この出来事は、実母が腰が痛いから湿布を持ってきて欲しいと言われた次の週のことでした。私が母の体調を心配して駆けつけた直後だったんですよね。

娘や他の家族も幸いにも、それ以上ひどい症状にはなりませんでした。ママ友たちがいろんなものを分けてくれたので、なんとか凌ぐことができました。でも、最も近くに住んでいる実母に、私たちの体調よりもゲームを優先されたのだなと思うと、家はとても近いですが疎遠になってしまいました。

身近な人の優先順位に気づかされる

家族全員が体調を崩し、40℃の発熱で苦しむ中学生の娘を抱えながら、自分も胃腸炎で動けない状況。そんな時に最も身近な実母から「ゲームのイベントがあるから」という理由で薬を分けてもらえなかったAさん。前の週には実母から湿布を持参するよう頼まれていただけに、この落差は大きなショックだったことでしょう。

幸い、ママ友たちの支えで乗り切ることができましたが、身内の優先順位を知ってしまった体験は、その後の関係性に大きな影響を与えたようです。コロナ禍という特殊な時期とはいえ、困った時にこそ見えてくる人間関係の本質。家族だからこそ、互いを思いやる気持ちを大切にしたいものですね。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。
アンケート実施日:2025年8月2日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:40代女性