「黄色の果物と言ったら？」あなたは"自分に優しい人か"がわかる心理テスト

日常の中でふとした瞬間に思い浮かべるものには、あなたの価値観や心の状態が表れているかもしれません。今回は選択肢から、あなたが自分に優しい人かを探ってみたいと思います。黄色い果物といえば、何を思い浮かべるでしょうか？直感でお答えください。

黄色い果物といえば何を思い浮かべますか？直感でお答えください。

1.パイナップル

2.レモン

3.バナナ

4.梨

パイナップルを選んだあなたは、あまり自分に優しくない人かもしれません。パイナップルは中身が甘くジューシーですが、外側は硬くトゲがある果物です。パイナップルのように、外界に対して強さを示す傾向があるでしょう。

あなたは、自分でも気づかないうちに、強くなければならないと思っている部分があるのではないでしょうか。人に弱みを見せることが苦手で、少しずつ苦しい状況になったことがあるかもしれません。

社会を生きていく上で、ある程度の強さは必要でしょう。しかし、強くあろうとすることで、苦しさが勝ってしまっては意味がありません。信頼できる人に自分の気持ちを打ち明けてみましょう。他者に頼ることが、自分に優しくする第一歩となるでしょう。

レモンを選んだあなたは、自分に優しくない人かもしれません。レモンは爽やかで引き締まった酸味がある果物です。レモンのシャープさのように、物事に妥協せず、向き合おうとする厳しさがあるでしょう。

あなたは、自分でも気づかないうちに、きちんとするべきという思いで自分を追い込んでいるのではないでしょうか。正しさや結果を大事にするあまり、ストレスや疲労が溜まりやすい状態になっているのかもしれません。

向上心は大切ですが、過度な頑張りは疲弊やパフォーマンスの低下に繋がってしまいます。時には自分自身を労り、気を緩めることが必要でしょう。小さな成功や達成を喜び、自分をねぎらう習慣が、活力となるでしょう。

バナナを選んだあなたは、自分に優しい人かもしれません。バナナは手軽に食べられ、エネルギーをすぐに補給できる果物です。栄養価の高いバナナのように、必要なときに自分を満たす術を持っているでしょう。

あなたは、自分を自然と労わることができており、日々の生活の中で休息や楽しみを取り入れているのではないでしょうか。多少の変化やストレスがあっても、上手にコントロールしながら過ごせる力がありそうです。

自分を大事にする感覚を維持できるようにしましょう。ただし、優しさと甘えは異なります。優しさと甘えを区別し、向上心や自律と向き合いましょう。自分との約束事を決め、守ることができた際は、しっかりと労いましょう。

梨を選んだあなたは、やや自分に優しい人かもしれません。梨はみずみずしく、さっぱりとした甘さがある果物です。梨が持つ清涼感のように、自分に過度な負担をかけ過ぎず、適度に心を休めることができそうです。

あなたは、自分で意識的に頑張り過ぎないようにバランスをとれているのではないでしょうか。しかし、心のどこかで、もう少し本気を出せば自分はもっとできるはず、という自尊心の高さがうかがえます。

自分に対する優しさを持ち合わせていることは重要です。もう少しできるはず、という思いの裏側には、あなたの成長へ意欲の表れかもしれません。その気持ちを大事にしながらも、頑張ってきた自分を認めることが大切でしょう。

ライター：yuji
公認心理師・聴覚士。大学院修士号取得。研究活動を行いながら、臨床に取り組んでおり、15年間コミュニケーションを通してクライエントの心理面と向き合っている。