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【夏のおすすめインテリア】涼しさを演出するアイテムで酷暑を快適に!

  • 2025.7.30

夏のおうち時間を快適に過ごすには、温度や湿度の調整だけでなく、涼しさを演出するインテリアをうまく取り入れることも大切。暑さを軽減しながらおしゃれも叶えるコツをご紹介します。

寒色系カラーを取り入れる

インテリアには色彩心理をうまく取り入れましょう。

色彩心理とは、私たちの身のまわりにある色が心や体に無意識のうちに影響を与えることをいいます。ここでは「寒色系」「暖色系」「中性色系」の色彩心理をご紹介します。
 
● 寒色系……青・青緑・青紫などの色。冷たさや涼しさを感じる。
● 暖色系……赤・だいだい・黄色など。あたたかさを感じる。
● 中性色系……黄緑・緑・紫など。冷たさもあたたかさも感じない。
 
夏は寒色系のインテリアを意識して取り入れることで涼しく過ごせます。その際、設置や取り替えが簡単なアイテムを選ぶと季節に合わせたコーディネートがしやすいのでおすすめです。
 
たとえば、クッション、ラグ、チェアカバー、タペストリー、ポスター、絵画、小物雑貨などは気軽に設置や取り換えができるアイテムです。

観葉植物を取り入れる

涼しさを演出するには観葉植物もおすすめです。

植物の緑は中性色であり、一年中快適に過ごせます。リラックス効果もあるため、疲れた心を癒やしてくれるでしょう。

夏はリゾート感のある観葉植物を選ぶと涼しげに見えます。初心者が育てやすい人気の植物をいくつかご紹介します。

 ● モンステラ
大きな切込みの入った葉が個性的なモンステラは、アロハシャツの柄としても使われており、トロピカルな雰囲気を楽しめます。暑さや乾燥に強く、初心者にも育てやすい植物です。

● パキラ
手のひらを広げたような葉が美しいパキラは、置くだけでおしゃれな空間を演出できます。生命力が強く、病害虫も少ないため育てやすいのも魅力です。

● フェニックス・ロベレニー
ヤシ科のフェニックス・ロベレニーは優雅な細い葉が特徴。エキゾチックな見た目は南国ムードを楽しみたいときにぴったり。暑さに強く管理がしやすいため初心者にも向いています。

ガラスのアイテムを取り入れる

透明感のあるガラスはさわやかで涼しげな空間を演出できるため、夏にぴったりのインテリアです。

空間を広く見せる、光を反射してさまざまな表情を楽しめるなどのメリットもあります。
 
ガラスのフラワーベース、食器、香立て、風鈴、サンキャッチャーなどアイテムも豊富。サンキャッチャーとはクリスタルガラスなどでつくられた飾りで、窓辺に吊るして楽しみます。太陽の光が当たると室内に虹色の光が反射し、幻想的な雰囲気を味わうことができます。

海がモチーフのアイテムを取り入れる

海や海を連想するアイテムをインテリアに取り入れると、いつもの部屋が涼しげな印象に早変わりします。

海やウミガメ、クジラ、イルカ、サンゴ、貝殻など、好みのものを飾りましょう。
 
ポスターやポストカード、ウェルカムボード、コースター、フォトフレームといった小物雑貨は手軽に取り入れられるアイテムとしておすすめです。

日本ならではのアイテムを取り入れる

い草やすだれ、よしずなど、日本で古くから使われてきたアイテムは涼しげな見た目だけでなく、機能性も優れています。

● い草
畳の原料として使われるい草は、湿度調整効果や独特な香りによるリラックス効果があります。また、適度な弾力があり踏み心地がよく、寝転んだときに心地よいのも魅力。い草のラグやクッションは取り入れやすいおすすめのアイテムです。

● すだれ
竹などで作られた日除けで、吊るして使います。すき間があるため風通しが確保できるほか、ゆるく空間を仕切りたいときにも便利です。

● よしず
あし(葦)などで作られた日除けで、すだれよりも大きく、立て掛けて使います。サイズが大きく密度が高いため、日差しをしっかり遮ることができます。

また、天然素材以外のすだれやよしずもあり、見た目の清涼感を生かしつつ、UVカット機能や遮熱機能を高めたものが登場しています。部屋のテイストや求める機能によってアイテムを選ぶとよさそうですね。

(まとめ)
地球温暖化の影響により、近年は夏の暑さが特に厳しくなっています。より涼しく快適に過ごすために、インテリアを上手に活用しましょう。


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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