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「夏のお弁当、ミニトマトのヘタはとって」食中毒を防ぐための対策に「勉強になります」

  • 2025.8.14

今年の夏は、例年以上に厳しい暑さが続いています。そんな猛暑の中で気をつけたいことはいくつもありますが、実は「お弁当」もその一つ。見た目はいつも通りでも、ちょっとした油断が食中毒の原因になることも…。気づかないうちにやってしまいがちな“NG行動”、あなたは当てはまるものはありますか?

ことり(@kotori.kurashi_)さんが、「夏のお弁当で“ついやりがち”な5つの注意ポイント」についてTikTokに投稿し、「食中毒は怖いですね」、「勉強になります」と、話題になっています。

いったいどのような内容だったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

@kotori.kurashi_ 【夏のお弁当NG5選】 こんにちは!ことりです☺️ 今年は特に猛暑☀️ 食中毒心配だよね💦 お弁当NG5選参考にみてみてね☺️ ◎お弁当はしっかり冷ます ◎調味料は別添え ◎お米に梅干しを混ぜ込む、 米1合に対し、酢小さじ1入れて炊飯 ◎水気の多い野菜は ごま和えやかつおぶしを敷いて 水気を吸わせる ◎トマトはヘタをとってから洗う ◎味付けは濃いめに 唐揚げやしょうが焼きがおすすめ ◎自然解凍できる冷食を入れれば 保冷代わりになるよ #お弁当#ライフハック #暮らし術 #保冷剤 ♬ Summer Baby - Jonas Brothers

今回の投稿では、暑い季節のお弁当づくりで、うっかりやってしまいがちな注意点が5つ紹介されています。食中毒対策として、ぜひチェックしておきたい内容です。

まず一つ目は、“保冷剤”の正しい使い方。

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出典:ことり(@kotori.kurashi_)さん

夏場のお弁当に保冷剤を入れる人は多いと思いますが、実は、ただ保冷バッグに入れるだけでは、十分な効果が得られないことも。

おすすめは、保冷剤をアルミホイルで包むこと。こうするだけで、保冷力がぐっと高まります。さらに、冷気は“上から下に流れる”性質があるため、保冷剤はお弁当の“上に置く”のが正解です。

二つ目は、“梅干し”の効果的な入れ方。

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出典:ことり(@kotori.kurashi_)さん

梅干しをごはんの中心にポンと置く――これは、食中毒対策として広く知られている方法です。しかし、実際に抗菌効果があるのは、梅干しの周囲だけ これでは、お弁当全体を守るには不十分です。

おすすめは、梅干しをごはん全体に混ぜ込んで使うこと。さらに、選ぶなら“はちみつ梅”よりも、殺菌効果の高い“しそ梅”が適しています。また、ごはんを炊くときに少量のお酢を加えるのも、食中毒対策として効果的です。

続いて三つ目は、“彩り野菜”の一工夫した入れ方。

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出典:ことり(@kotori.kurashi_)さん

入れるだけでお弁当が一気に華やかになる彩り野菜ですが、そのままの状態で入れるのは要注意です。たとえば、ブロッコリーは茹でただけで入れると水分が出やすく、傷みの原因に。胡麻和えなどにして、水分を吸わせてから詰めるのがおすすめです。

また、ミニトマトは見た目も便利さも抜群ですが、菌の多い“ヘタ”を取ってから洗い、しっかり水気を切ってから入れましょう。

四つ目は、“コロッケ”の夏場の注意点。

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出典:ことり(@kotori.kurashi_)さん

お弁当のおかずとして人気のコロッケですが、実は夏場にはあまりおすすめできません。というのも、中に使われるじゃがいもは水分を吸いやすく、傷みやすい食材で食中毒のリスクも上がってしまうため。

代わりにおすすめなのが、衣がカリッと揚がった「唐揚げ」。見た目にもボリュームがあり、水分が少ない分、傷みにくく夏のお弁当にも安心して使えます。

最後は、“マヨネーズ”を上手に使うコツ。

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出典:ことり(@kotori.kurashi_)さん

おかずにあらかじめマヨネーズをかけてしまうと、暑さで傷みやすくなってしまうことがあります。特に夏場は要注意です。

おすすめは、ラップにマヨネーズを包み、爪楊枝を添えてお弁当に入れておく方法。食べる直前に爪楊枝でラップに穴をあけてかければ、風味も保てて、食中毒のリスクもぐっと下げられます。

どれもお弁当ではよく見かける定番ですが、冬場は問題になりにくくても、夏場は傷みやすくなるため注意が必要です。おいしく、そして安心して食べられるように、こうした小さな工夫をぜひ役立ててみてください。

できることから少しずつ取り入れてみよう

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

食中毒は怖いですね。私はデカい保冷剤必ず入れてます。
参考にさせていただきます!
コロッケだめなんだ
保冷剤にアルミホイルで包むの今度やってみます…
勉強になります
数年前より暑くなってるから色々気をつけないとだよねー

多くの人が、今回紹介された「食中毒対策」に関心を寄せている様子が伝わってきます。一生懸命作ったお弁当が、体調を崩す原因になってしまうとは…考えたくもないですよね。少しの工夫でリスクを減らせるので、暑い季節こそ、安全を意識したお弁当作りを心がけたいですね。

どれも今日からすぐに取り入れられるような、ちょっとした工夫ばかり。毎日のお弁当作りだからこそ、無理せず、心地よく続けていきたいもの。自分に合ったやり方で、気軽に取り入れてみてくださいね。

取材協力:ことり(@kotori.kurashi_)さん