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祖父「クロスワードが完成しない…」発覚した“衝撃の事実”に「知らなかった」「興味深いな」

  • 2025.8.7
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photoAC(画像はイメージです)

日本には、数百種類以上もの「方言」があるとされています。その中にはイントネーションや単語が独特なものもあり、「まるで外国語みたい」と驚いたことがある人もいるでしょう。

指(@Digital_usaGi)さんが、「青森弁を話す祖父がクロスワードパズルを完成できない理由」についてX(旧Twitter)に投稿し、「文字も違うの知らなかった」「東北弁あるある」と注目を集めています。

いったいどんな理由だったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移動します

指(@Digital_usaGi)2025年8月2日

父曰く、青森出身の祖父はクロスワードパズルで「スシ」と入れるべき場所に「スス」と入れてクロスワードが完成しないことに首を傾げていたらしいので別の例が発見できて嬉しい

投稿者さんは、お父様から青森出身のおじい様に関する思い出話を聞きました。

それは、おじい様がクロスワードパズルに挑戦したときのエピソード。おじい様は、なんとかクロスワードパズルを完成させようとしたものの、どうしてもあるマスの言葉が合いません。

それもそのはず。そこに入れるべき答えは「スシ」なのですが、おじい様は「スス」と入れていたのです。これは、標準語の「シ」の音が、青森弁ではしばしば「ス」に近く発音されるため。おじい様は発音だけでなく、そもそも「スシ」は「スス」というふうに書くのだと思っていたのですね。

自分や周りの人が当たり前のように使っていると、その言葉が「方言」だと気付かないこともよくあるでしょう。おじい様もてっきり「スス」は、全国どこでもこのように言うのだと思い込んでいたのではないでしょうか。

同じ日本でもこのように言葉の違いがあるのは興味深いですね。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

そ、そのまま書くんだ…

---微笑ましいエピソードです!「スス」の間違いを見つけた時の率直なお気持ちをお聞かせください。

「そ、そのまま書くんだ…」というのが率直な感想でした…。「スシ」と言っているつもりで「スス」と発音しているのではなく、元から「スス」と言うつもりで発音しているのが分かり、笑うと同時に興味深かったのを覚えています。

---確かに、発音だけが違うわけではないのですね。その後、お父様はおじい様にどのように「スシ」だとお伝えしたのでしょうか?また、青森出身のおじい様と言葉のやり取りでほかに印象に残る出来事があればお聞かせください。

該当ツイートは青森出身の祖父のエピソードを、その息子である大阪生まれの父から聞いた話かつ、私がその話を聞いたのも約20年前になるのでそのあたりは御留意頂きつつ…確か父が祖父に「いやそれは『スシ』やで!」と伝えた、と聞いた覚えがあります。私が物心ついてからの祖父は大阪生活が長いこともあり、大阪弁と青森弁のクレオール?(意思疎通ができない異なる言語圏の間で、自然に作り上げられた言語という意味)のようなイントネーションになっており、該当ツイートのようなことは起こらなくなってきているとは思いますが、「大阪訛りの青森弁」というのはそれはそれで興味深いな、とふと思う時があります。

---住む場所に合わせ、言葉が変化していったのですね。

文字も違うの知らなかった

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

発音じゃなくて文字も違うの知らなかった・・・
東北弁あるある
祖母の家の塩と砂糖のポットがそれぞれスオとサドでした
江戸っ子の祖母の買い物メモに「しややっこ」ってあったな

方言は、ただの「言葉の違い」ではなく、その土地の歴史や文化、人の暮らし方まで映し出すもの。地方から東京に出てきて「すっかり標準語を話すようになった」という人も、実家の家族や地元の友人と方言を使って話せば、地元の温かな空気を思い出しほっこりするのではないでしょうか。

取材協力:指(@Digital_usaGi)さん



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