1. トップ
  2. 『見た目が若く見える人』はやってない…医師が教える、老化を進める“NGな夜のルーティン”とは?【医師の監修】

『見た目が若く見える人』はやってない…医師が教える、老化を進める“NGな夜のルーティン”とは?【医師の監修】

  • 2025.8.21
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

あなたの夜のルーティン、老化を進めているかもしれません。肌のハリや透明感、疲労感は朝の表情に表れるものですが、実は夜の過ごし方が大きく影響しています。医学的な観点から見ても、若く見える人は“やらないこと”を徹底しています。今回は医師が解説する、「見た目が若い人が避けているNGな夜のルーティン」とは何か?どんな習慣が老化を加速させてしまうのかご紹介します。

夜の過ごし方が見た目年齢に与える影響とは?

まず知っておきたいのは、肌や体の老化は昼間の活動よりも夜間のケアや習慣に強く左右されるという事実です。特に睡眠不足や深夜までのスマホ操作、間違ったスキンケアはお肌の回復機能を大きく妨げてしまいます

例えば、睡眠不足は成長ホルモンの分泌を阻害し、肌のターンオーバーが正常に行われずハリや弾力が失われる原因になります。またスマホやパソコンの画面から出るブルーライトは、体内時計を狂わせメラトニンの分泌を抑制、睡眠の質を低下させることも判明しています。さらに、寝る前のカフェインやアルコール摂取も睡眠の妨げになりやすく、これらの習慣が老化のスピードを速めてしまうのです。

若く見える人はこれらを避け、夜の時間を肌と体をしっかり休める時間として丁寧に扱っているのがポイントです。

老化を加速させる“NG夜ルーティン”の具体例と改善策

undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

医師の監修のもとで特に避けたい夜の習慣を挙げると、以下が代表的です。

  • 1. 遅い時間までのスマホやテレビの長時間使用
    ブルーライトによる睡眠障害は、美肌を妨げる大きな要因。寝る30分前からは画面を見ないのが理想です。
  • 2. 寝る直前の過剰な飲食やアルコール摂取
    消化活動が活発だと睡眠の質が落ちてしまいます。アルコールは一時的に眠くなるものの、深い眠りを妨げ疲労回復を妨害します。
  • 3. 保湿やクレンジングがおろそかになること
    夜は肌の修復が進む時間。汚れやメイクをちゃんと落とし、保湿を入念に行わないと肌荒れや乾燥を招きます。
  • 4. 睡眠時間の極端な乱れや寝不足
    成人の理想睡眠時間は7~8時間。短時間睡眠や不規則な生活は肌のみならず代謝や免疫機能にも悪影響があります。

改善策としては、まず「スマホを寝る1時間前にオフにする」「カフェインやアルコールは夕方以降控える」「寝る前のスキンケアはマイルドに、保湿を欠かさず」「夜は最低7時間の睡眠を確保する」を心掛けましょう。これだけで肌の状態はぐっと安定し、見た目年齢に差がつきます。

また、寝室の環境も重要。適度な温度・湿度と遮光カーテンで快適な睡眠環境を作ることも、老化予防に貢献します。

夜の習慣を見直し“若見え”への第一歩を踏み出そう

「見た目が若く見える人」が共通してやっていない夜の習慣にはしっかりとした理由があります。肌の老化を引き起こしやすい生活習慣を避けるだけでなく、質の良い睡眠とスキンケアを取り入れることで見た目年齢は確実に改善します。

夜はただ疲れをとるだけの時間ではなく、「未来の自分の肌と体を作る時間」として意識しましょう。スマホを手放し、体に優しい飲み物に変え、丁寧なクレンジングと保湿で肌をいたわり、十分な睡眠をとる…どれも難しいことではありませんが、継続することで若々しさを取り戻しやすくなります。

老化を加速させる“NG夜ルーティン”を今日からやめて、見た目年齢のマイナスを目指してみませんか?医師も太鼓判を押す夜の正しい習慣で、いつまでも若々しい自分をキープしましょう。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

undefined

2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。