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医師「なるべく避けて」→実は『ほうれい線』を生み出しているかも…やりがちな“NG習慣”とは?【医師が解説】

  • 2025.8.21
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

鏡を見るたびに気になってしまう「ほうれい線」。加齢だけが原因かと思いきや、実は日常のちょっとした習慣がほうれい線の進行を早めているケースも多いんです。そんな中、医師が「なるべく避けてください」と警鐘を鳴らすNG習慣があるといいます。今回は、ほうれい線を悪化させてしまう意外な原因にスポットを当て、悪影響を与えるよくある動作や生活習慣について専門家の視点からわかりやすく解説していきます。

プロが教える!知らずにやりがちなほうれい線を悪化させるNG習慣

ほうれい線は、顔の加齢による皮膚のたるみやコラーゲンの減少が主な原因ですが、日常の習慣がシワやたるみを助長してしまうこともあります。たとえば、スマホを長時間見続ける姿勢。うつむき加減で首や顔が下を向くと、頬の筋肉が緩みやすく、皮膚にたるみが生じやすいのです。また、無意識のうちに口を強く結んだり、口角を下げてしまうクセも要注意。表情筋がこわばり、ほうれい線がくっきりと目立ちやすくなります。

そして意外と多いのが、強くこする洗顔や化粧落とし。顔の皮膚は薄く繊細なので、摩擦でダメージを与えるとコラーゲンが減少し、ほうれい線が進行する恐れがあります。

その習慣、実はほうれい線の成長を促しているかも?具体例と対処法を解説

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

具体的には、スマホやパソコンの画面を見る時の姿勢を改善することが大切です。画面の高さを目線と同じくらいに調整し、顔を前に突き出さずに真っ直ぐ保つことで、頬の重力負担を軽減できます。また、口角を上げる簡単なトレーニングも効果的。口元の筋肉がしなやかになることでほうれい線の深まりを防ぎます。

加えて、洗顔時は手のひらで優しく包み込むように洗い、とくにほうれい線周辺はこすらないことが必須。保湿ケアも欠かさず、肌の弾力を保つことがポイントです。

こうした習慣に気をつけることで、ほうれい線の悪化を予防できるだけでなく、肌全体の若々しさを保つ手助けにもなります。

<医師からのポイント>姿勢が悪いとたるみが悪化して見えます。姿勢を改善することで、ほうれい線などのたるみシワが改善します。こする刺激は皮膚の乾燥やコラーゲンの減少を招くので、シワが悪化します。

毎日の小さな心がけで、ほうれい線悩みをぐっと軽減!

加齢は避けられませんが、ほうれい線の悪化には自分でコントロールできる部分も意外と多いもの。スマホの見方や表情のくせ、そしてスキンケアの仕方など、日ごろの生活を見直すことで見た目年齢をぐっと若く保てます。医師が注意を促すNG習慣は決して難しくありませんが、放置しているとほうれい線の進行が加速してしまうため、なるべく早めに改善しましょう。簡単な心がけで悩みが軽減するので、今日からぜひ新しい習慣を取り入れてみてくださいね。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。