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「あの人、更年期ないの?」と驚かれる…→“ごきげんな人”は40代から始めている「たった3つの習慣」とは?

  • 2025.8.14
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「あの人、更年期ないのかな?」そう感じるほど、40代を迎えてもいつもごきげんでイキイキしている人がいますよね。更年期は女性にとって身体や心の変わり目で、つらい症状に悩まされることも多いもの。でも、そんな中でも笑顔を絶やさず健康的に過ごしている人は確かに存在します。今回は、そんな“ごきげんな人”が40代から始めている3つの習慣に注目。つらい更年期を乗り越えるヒントがここにあります。

40代から実践!ごきげんな人が選ぶ3つの生活習慣とは?

更年期は、女性ホルモンのエストロゲンが減少し始める40代頃から始まることが多く、ほてりやイライラ、不眠、倦怠感など多様な症状が現れます。

そんな中でも、「あの人、いつも元気!」「更年期特有の不調が全然見えない」と思われる人は、まず心身のバランスを意識した生活を送っています。では、具体的にどんな習慣が効果的なのでしょうか?

1、 規則正しい睡眠リズムの確保
良質な睡眠は自律神経を整え、ホルモンバランスの変化によるストレスを和らげます。特に更年期には睡眠の質が低下しがちなので、毎日決まった時間に寝起きする習慣が大切です。

2、適度な運動習慣の継続
ウォーキングやヨガなどの有酸素運動は、エンドルフィン(幸せホルモン)の分泌を促し、気分の安定に役立ちます。また筋力低下の予防にも効果的で、体力向上と気分改善を同時に叶えます。

3、バランスの良い栄養摂取と発酵食品の積極的な摂取
大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た作用があることから、更年期症状の緩和に期待されています。さらに味噌・納豆など発酵食品は腸内環境を整えて免疫力を高め、精神的安定にもつながります。

実際の効果と長年の健康づくりに繋がる理由

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こうした習慣のベースには、現代の女性たちが抱えやすいストレスや生活習慣病予防も意識されています。
適度な運動は、心身のリズムを整え、エネルギーレベルを上げてくれるともいわれています。

また食事面では、大豆製品を日常に取り入れることもおすすめです。イソフラボンはホルモン調整に関与し、発酵食品の乳酸菌は腸内フローラを改善して免疫調整やメンタルヘルスのサポートに効果的と考えられています。こうした理由から、日々の簡単な心がけが大きな差を生むのです。

つらい更年期も笑顔で乗り越えられる日々へ

40代からの生活習慣を見直すことで、更年期のつらい症状を和らげ、心身ともにごきげんな毎日を送ることが可能になります。

今回ご紹介した「規則正しい睡眠」「適度な運動」「バランスの良い食事と発酵食品の積極的な摂取」は、どれも特別な道具や高額な投資が必要なく、今すぐにでも始められることばかりです。

大切なのは、自分の体や心の変化に寄り添い、前向きにケアを続けること。そうすることで「更年期がないのかな?」と思われるほどの元気で明るい40代、50代が実現できます。まずは今日から、小さな習慣を始めてみませんか?


監修者:浅草橋西口クリニックMo 頴川 博芸

静岡県沼津市出身。日本大学医学部中退、東海大学医学部卒業、順天堂大学大学院医学研究科修了。順天堂大学医学部附属静岡病院で初期臨床研修修了後、順天堂大学医学部附属順天堂医院、越谷市立病院、順天堂大学医学部附属練馬病院などを経て現在は浅草橋西口クリニックMo院長、順天堂大学医学部附属順天堂医院食道・胃外科非常勤助手。資格は日本専門医機構外科専門医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本医師会認定産業医など。趣味は旅行。