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「鳥肌」「脚本、演出、演技力すごい」一言で“ガラリと変わった空気感” 圧巻すぎる描写に賞賛の声【日曜劇場】

  • 2025.8.20

松本潤が主演するTBS系 日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜よる9時)の第5話が8月17日に放送された。徳重(松本潤)は、医者として、一人娘としての顔を持つ心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)の診察をすることに。茶屋坂の葛藤に視聴者から多くの声が寄せられた。

徳重の意外な経歴に反響続出

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日曜劇場『19番目のカルテ』第5話より(C)TBSスパークル/TBS

卓越したオペ技術と華麗な経歴を持つ魚虎総合病院の看板医師である心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は、病院内の雰囲気が以前と変わってきていることに興味を持ちはじめ、その中心にいる徳重(松本潤)を追求。茶屋坂は、徳重が7年前に一時期、救急救命の非常勤医として魚虎総合病院で働いていたことを知る。

SNSでは「救命にいたなんて確かに意外かも」「どんな経験を経てあんな先生になったのか、純粋に知りたい」と、さまざまな声が上がっていた。

茶屋坂が徳重の診察で涙 茶屋坂の想いに共感の声続出

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日曜劇場『19番目のカルテ』第5話より(C)TBSスパークル/TBS

徳重に対し、訝しげの様子の茶屋坂。そんななか、茶屋坂の母・愛(朝加真由美)が、重篤な状態で魚虎総合病院に救急搬送される。本来、家族の執刀は倫理的に認められておらず、外科医の東郷康二郎(新田真剣佑)に「通常の判断状態とは思えない」と止められるも、茶屋坂は「親だろうが何だろうが心臓の形は一緒でしょ」と振り切り、母親のオペにあたった。それを機に茶屋坂の心身に異変が起き…。

総合診療医として茶屋坂と向き合うことになった徳重。警戒する茶屋坂に対し、「すべての手札をオープンにしてお話しようかと」と、徳重は自身の手の内を説明しながら、肉体、精神、社会の観点から診ていく。心理的な視点で茶屋坂を診た徳重は、「あなたが直面しているのは、自分の人生についてです。けれど、今のあなたはそれを、冷静に見ることができていないのかもしれない」と伝えた。

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日曜劇場『19番目のカルテ』第5話より(C)TBSスパークル/TBS

徳重は、「ここまでにしましょうか」「負担をかけてしまったようなので」と診察を切り上げ、その場を後にしようとする。しかし茶屋坂は、徳重を引き留めるように言葉を続けた。そして、「見捨てるなんてダメでしょ」「そんなことしたら、怒られる」と急に、弱気な一面を見せる茶屋坂。

SNSでは「怒られるっていう言葉を発した瞬間、心のなかの少女が姿を現して」「あの一言でそれ伝わる脚本、演出、演技力すごい」「演技が圧巻すぎて途中で感情移入」「一言でいきなり空気感が変わって鳥肌」とウイカの熱演や演出に称賛の声が続出していた。

彼女は母から厳しく育てられ、自分が“こうすべき”と自分自身を縛っていたのだった。徳重は、「あなたがそれをすべて背負い込むことはありません」「誰かのためにここまで心を痛めるあなたは、とても優しい人です」と声をかけると、茶屋坂は涙を流し「(母を)嫌いには、なりきれないから」と声を振り絞るのだった。SNSでも、「そこに縛られてきたんだね…」「何か思っちゃうんだよね…。親に怒られるって」「ダメだ刺さる」「自分の心境を重ねて観ていて胸が苦しかった」と共感の声も上がっていた。

そして、茶屋坂は病室の母に一緒に暮らせないことを告げ、謝罪した。すると、母は「ありがとう」と自分を助けてくれた娘にお礼を言い、驚いた茶屋坂の目から涙がこぼれるのだった。

「人の心はどこにある?」 徳重の答えに視聴者が感動

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日曜劇場『19番目のカルテ』第5話より(C)TBSスパークル/TBS

茶屋坂は徳重に「人の心はどこにあると思う?」と問う。徳重は物理的に「ないと思います。なぜかというと、医学的に心という臓器はありません」と前置いた上で、「それでも人は響き合う」と返答。「あなたと私、その間に心は生まれると僕は思っています」と伝えた。

徳重の回答にSNSでは「心に刺さった」「心に火が灯る思いがした」「名言が深すぎる」の感動の声が上がっていた。次回は、どんな徳重の見解が見られるのか? お楽しみに。


TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。