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「大型スーツケース、足元に置かないで」新幹線での“座席トラブル”に物議「持ち込み禁止にすべき」

  • 2025.8.16
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出典:photoAC(写真はイメージです)

今や新幹線は、国内外から多くの旅行者が利用する、日本を代表する移動手段です。特にお盆や年末年始などの繁忙期には、観光客や帰省客で車内はいっぱいになります。

しかしその一方で、大きな荷物を巡るマナーやスペース不足がたびたび議論を呼んでいます。

現在SNS上では「スーツケースを置かれてリクライニング出来なかった」という声が相次いで投稿されています。

本来、大型のスーツケースは専用のスペースに置くか、頭上の荷物棚に入れるもの。しかし、座席の足元に大型スーツケースを置いてしまうことで、前の座席が倒せない状況になってしまうのです。

お盆シーズンという背景もあり、この投稿には多くの人が共感や批判を寄せています。大きな荷物と座席の快適さ、どちらを優先すべきなのでしょうか?

今回は、「スーツケースによるリクライニング妨害」に対する世の中の反応をご紹介します。

お盆の新幹線で発生した“大型スーツケース問題”

今回話題となっているのは、お盆シーズンの新幹線車内で、座席の真後ろに大型スーツケースが置かれたため、座席を倒すことができなかったという投稿です。

新幹線では一部車両に「大型荷物スペース」が設置されており、事前予約が必要ですが、その存在を知らない旅行者も多いのが現状です。

この出来事は、マナーや規約の周知不足、そして混雑期の車内環境についての議論を呼び起こしました。

リクライニングできない人が続出

新幹線に乗った際に、後ろの席の人のスーツケースのせいで座席が倒せない…。かなり迷惑な行為ですが、同じようなトラブルを経験したことのある人は少なくないようです。

  • 後ろにかなり大きいスーツケースが置かれているせいでリクライニングできない。腰が痛い。
  • 勝手にスーツケース置かないで…。気づかず倒して壊してしまうところだった。
  • 気持ちはわかるけど置かないで…。
  • 腹立つよね。

この状況に対し、迷惑だと感じる内容のコメントが続出。また、もしそのようなことをされた場合、車掌さんを呼び対応してもらっている人も多いようです。

  • 車掌さんに伝えたら車内放送までしてくれたよ。
  • 車掌さんに荷物をどかしてもらえた。

鉄道会社や設備不足を指摘する声

一方で、マナーの問題だけでなく、「構造的に解決できないのでは」という見方も多く寄せられました。

  • 巡回中に注意しないからでは?
  • 座席数優先でラゲージコーナーを作らないのが原因だよ。
  • 結局は客のマナーやモラルではない。単に荷物を置くスペースが無いだけだと思う。

利用者のマナー不足と同時に、車両設計や運営方針そのものに改善の必要があるという意見が目立ちました。

  • 日本の車両ってキャリーを置く場所がないんだよね。
  • 昔は手荷物の大きさで料金取っていたよね。
  • 電車の網棚に置けないサイズの荷物は持ち込み禁止にすべきだと思う。
  • 車掌さんに言いたいけどなかなかいないから探すのが大変…。

有料化や持ち込み制限を求める声もあり、制度的な見直しを提案するコメントが目立ちました。

単なる利用者間のマナー問題ではなく、鉄道会社側の設備・ルール整備も重要であるとの認識が広がっています。

配慮ある行動を

今回は、「スーツケースによるリクライニング妨害」についての世の中の声をご紹介しました。

寄せられた意見は、巨大な荷物が座席や通路を塞ぐ物理的な問題にとどまらず、荷物置き場の不足や制度の周知不足といった鉄道会社の運営・設計の課題も指摘されました。

新幹線は多くの人が快適に利用する公共交通機関である一方、個人の利便性や事情も尊重されるべき場です。繁忙期の混雑やインバウンド需要の増加で、このような摩擦は今後ますます増えるかもしれません。

自分のスーツケースが邪魔になっていないか十分に気を配ったり、専用スペースの予約や荷物棚に載せたりといった配慮をしたいですね。