1. トップ
  2. ブラトップ1枚で外出はアリ?ナシ?酷暑の日本で揺れる「新しい服装の自由」

ブラトップ1枚で外出はアリ?ナシ?酷暑の日本で揺れる「新しい服装の自由」

  • 2025.7.20
undefined
出典:photoAC(写真はイメージです)

うだるような暑い日が続く、最近の日本の夏。少しでも涼しく過ごしたいと願う方も多いでしょう。そんな中、近年注目を集めているのが、ブラトップ(カップ付きのタンクトップ)です。

さまざまなメーカー、ブランドから販売されていますが、ブラトップ1枚で着ることをオススメするユニクロのCMが話題になっています。

「ブラトップ1枚で外出できる日本人は少ないのでは」と考える人もいれば、「この暑さなのだから涼しい格好をするのは普通のこと」と考える人もいるようです。

日本の夏がますます過酷になる中、ブラトップについてどんな考えを持っている方がいるのでしょうか?SNSの声を紹介します。

ブラトップ1枚では抵抗があるかも…

まずは、ブラトップ1枚で外に出るのは抵抗があるかなと考えている方の意見を紹介します。

下着っぽいと思ってしまう

  • 肌着のままという印象がある。
  • ブラトップは下着という印象だな。キャミとはまた違う。
  • たしかに25年前くらいはキャミソールが流行っていたけど、綿でもう少し厚手の生地だったから下着感は薄かった。

日本では1990年代にキャミソールファッションが大流行しました。多くはビビッドな色使いで、デニムなどに合わせて健康的な印象で着られていた印象。

素材感や肌への密着度の違いなどから、ブラトップに下着的な印象を持っている方もいるようです。

日差しに直接肌を当てたくない

  • 若い頃は着てたけど、今は暑すぎて逆に無理!
  • 日差しが強すぎて、薄手の長袖を羽織っているほうが疲労感がない…。
  • 素肌を直射日光にさらすリスクもあるので、何か羽織ったほうがいいなと思ってしまう。

近年、地表に到達する紫外線量は年々増加傾向にあります。夏場の紫外線は健康に深刻な影響を与える可能性があるため、肌の露出を控えたいと考える方も多いようです。

日本の文化に適していないような…

  • 欧米なら「他人の体をジロジロ見るのは失礼」という意識があるけど、日本だと難しそう。
  • こういう格好でいたら、おじさんにじーっと見られて不快だった。
  • 日本は人の外見にとやかく言う人が多すぎるからな…。
  • 欧米のように「他人への無関心さ」がないと無理かも。

本人が着たい着たくないよりも、周囲からの視線、かけられる言葉などが不快であるという意見も少なくありませんでした。

ブラトップはいいよ!

一方、ブラトップを愛用している方々のコメントも紹介します。

ブラトップとてもいいよ

  • ラクで涼しくていいよ。
  • 友人がブラトップ1枚で着てて素敵だった。
  • え?まだそんなこと言ってるの?普通に出歩いてるよ。
  • 私、太ってるけど普通に着てるよ。
  • ブラをするのも暑いから、ブラトップ一択。何も気にならないよ。
  • 40代だけど普通にブラトップ1枚だよ。他人の目なんか関係ない。暑いし。

実際にブラトップを着用している方々からは、快適さや涼しさを評価する声が多数寄せられています。「年齢や体型に捉われずに着ていいんだよ」という力強いメッセージもありました。

デザインもいいし下着には見えない

  • 下着っぽい布じゃないし、リブ素材は普通に服扱いでしょ。
  • 暑いしデザインも好き。

現在のブラトップは素材やデザインが進化しており、下着というよりもファッションアイテムとして認識されつつあります。リブ素材やおしゃれなデザインのものが増えており、トップスとして十分に通用するクオリティになっていると考える方も多数。

酷暑なんだから涼しい格好が一番

  • 酷暑なんだからこの格好で出かけるなんて普通。よこしまな目を向ける社会が悪い。
  • 暑すぎるんだから、ブラトップ1枚でも変な目で見られない世の中になってほしい。
  • 下着が透けるとか肌を露出しすぎとか、暑いんだからどうでもいい。

日本の夏は年々厳しくなっており、熱中症対策も重要な課題となっています。そんな中で涼しい服装を選ぶのは自然な判断であり、社会全体がそれを受け入れるべきだという意見も多く見られました。

こういう着方もおすすめ

完全に1枚で着るのではなく、透け感のある素材と重ねたり、必要に応じて羽織ものを使ったりと、工夫して楽しんでいる方も多いようです。

  • シアー素材の下に着るといいよ!
  • 私は外には着ていけないけど、家の中でブラトップ1枚は本当に涼しくていい。
  • 家で過ごす時には涼しくていい。買い物行く時はカーディガン羽織ってる。
  • この格好に日傘が一番涼しい。

自分の好みや、行き先の温度に合わせて使い分けることで、より快適に過ごせるという声もありました。

人の着ているものや外見にとやかく言うものじゃない

プライベートでの個人の服装は自由であり、他人が口を出すべきものではないという考え方も広がっています。

  • みんなが堂々と好きな服を着られる社会になるといいよね。
  • ブラトップ1枚で出歩いている人に性的な視線を向けない社会が理想。
  • 日本も欧米のようにブラトップだけでも歩けると違和感を持たれなくなってほしい。

他人の外見に対して過度に反応しない社会になれば、好きなものを好きなように着られる社会になる、との声も多数。

  • プライベートくらい「可愛い」「暑い」などの理由で好きなものを着たらいいよ。
  • 変な目で見てくる人のほうが変なだけ。こんなに暑いんだから、好きな服を着よう!
  • 着たくない人は着なければいい、着たい人は着ればいい。

あなたはどう思いますか?

近年の日本の夏は命に関わるほどの酷暑となっており、このような気候条件の中で涼しい服装を選ぶのは自然な判断だという意見が多く寄せられていました。

そもそも、ビジネスシーンやフォーマルな場面ではTPOに応じた服装マナーが求められますが、プライベートでの服装選択については、「他人をじろじろ見たり、品定めをしたりすることのほうが失礼、という風潮がもっと根付くべきだ」という声も多数。

男女問わず、袖丈が短く通気性の良い服装で暑さをしのぐことが当然とされる社会になったほうが、現在の気温や気候に適しているのかもしれません。

寛容で健全な価値観が広がることで、多くの人が快適に夏を過ごせるようになるのではないでしょうか。

あなたはこちらの件について、どう考えますか?