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新幹線で「自由席」なのに“場所取り”しててモヤッ 驚きの理由に賛否「1駅くらいなら…」「乗車した順」

  • 2025.7.19
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出典:photoAC(写真はイメージです)

出張や旅行などで新幹線を利用する人が増え、移動中の快適さを重視する人も多くなっています。そんな中、車内でのちょっとした行動が周囲に迷惑をかけてしまうこともあるようです。SNSでは、「自由席の席取り」や「足を広げて座る」など、新幹線でのマナー違反に関する嘆きの声が多く見られます。

そこで今回は、弊社のアンケートに寄せられた「新幹線のマナー違反2選」をご紹介します。

自由席の席取りってアリ!?

弊社で行った「新幹線であったトラブルを教えてください」というアンケートでは、「空いている座席に荷物を置いて、途中駅で乗ってくる知人のために席取りをしている人がいて迷惑だった」との意見も多く寄せられていました。

そこで今回は、新幹線の自由席で、途中駅から乗ってくる同行者のために場所取りした理由を調査しました。

本当は場所取りがいけないことと分かっているが、どうしても同行者と一緒に座りたかったからとった。
(40代男性・会社員・関西地方)
次の駅で乗ってくるので荷物を置いて席を取っておきました。もし、他の人に席が空いてるか聞かれたら「電話をかけに離れてるだけで戻ってきます」と説明してます。
(40代男性・自営業・九州地方)
次の駅から乗車するので、1駅くらいなら問題ないと思いました。混雑していないなら迷惑にならないと判断しました。
(30代男性・会社員・宮城県)
行き先は東京。新大阪から乗車し、京都から知人が乗車予定だったため、席にカバンを置き通路側に着席。席を他人に求められたが、事情を説明し理解を得た。
(30代男性・京都府)

全300件のうち、新幹線の自由席で、途中駅から乗ってくる同行者のために場所取りしたことが「ある」方は71票「ない」方は229票で、「ない」方が多い結果となりました。

一方で「場所取りはしない」方からは、「マナー違反」「指定席を買うべき」といった意見が多く寄せられ、あくまでも自由席の座席は「乗車した順」と考える方が多いようです。

旅行やおでかけは、道中も楽しみのひとつ。隣に座りおしゃべりを楽しみたい方も多いでしょう。しかし、新幹線の自由席で場所取りをすると、並んでいたお客さんが座れなくなってしまうことも。

どうしても隣同士で座りたい場合には、指定席を取ったほうがよいかもしれませんね。

足を広げて座るのやめて!

席取り以外にも、「新幹線で隣の人が足を大きく広げて座るせいで、私の膝や太ももに何度も当たって嫌だった」といったトラブルの投稿も話題になりました。

そこで、「新幹線で隣の人に当たってしまうほど足を広げて座る」という人に、その理由をアンケートで伺ったところ、次のようなコメントが寄せられました。

疲れたり眠いときに乗っていてうとうとしてくると、どうしても広がってしまって何度かぶつかってしまうことがあります。
(30代男性・無職・関東地方)
基本的に広げすぎないように気をつけてはいますが、どうしても疲れ果ててしまって広がることはあります。
(20代男性・会社員・東京都)
新幹線では座った時にとてもリラックスした気持ちになるので、不意に足を広げて座る事はあります。
(30代男性・会社員・愛知県)
がに股のため足を広げてしまうので、隣に人がいる場合は、本当に気を使ってしまい、疲れてしまう。
(50代、公務員、北海道、男)

全国の18歳以上の方300人を対象にアンケートをした結果、新幹線で隣の人に当たってしまうほど足を広げて座ることが「ある」か「ない」かの回答数は、「足を広げて座ることがある」12票、「足を広げて座ることはない」288票で、今回は「足を広げて座ることはない」という声が多数という結果になりました。

足を広げない方には、自分がされたら嫌だから他人にもしないように気をつけている人が多いようです。また、周囲とのトラブル防止のためにも、気をつけていると回答されている方も。

新幹線は限られたスペースを共有します。自分のスペースを超えて他者に不快感を与えないよう配慮することで、周囲の人も快適に過ごせる環境づくりを意識したいですね。

新幹線でのマナー意識

新幹線という公共の移動手段では、多くの人が快適に過ごすためのマナーが求められます。

今回紹介した「自由席の場所取り」と「足を広げて座る行為」は、周囲に迷惑をかける典型的なマナー違反として、多くの利用者から不満の声が上がっていました。

アンケート結果からも、こうした行動に否定的な意見が多数を占めていることがわかります。

限られた空間を共有するからこそ、自分本位な行動は控え、他人への思いやりを忘れずに行動することが大切です。

移動のひとときも、誰にとっても気持ちよい時間になるよう、一人ひとりの配慮が求められています。


※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/4/21〜2025/4/22、2025/4/18〜2025/4/21
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300