2008年、瞬く間に大ブレイク…お笑いコンビ『髭男爵』ひぐち君の今――“芸風”を生かし猛勉強！新たな道へ取り組む“現在”とは？

2025.8.9

かつてテレビや雑誌で頻繁に目にした芸能人は、今どこで何をしているのでしょうか。時代とともに移り変わる芸能界で、かつて一世を風靡した有名人の“その後”は、多くの方が気になるテーマです。そこで今回は、『ひぐち君』の現在を紹介します。かつての輝きは今も健在なのか、それとも新たな道を歩み始めているのか――。『ひぐち君』の意外な現在に迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに制作された記事です

2008年の大ブレイク――貴族キャラで一世を風靡

『ひぐち君』は、2008年にお笑いコンビ「髭男爵」として、ワイングラスを掲げながら「ルネッサ～ンス！」のかけ声が印象的な貴族キャラの漫才で一躍注目を集めました。そのユニークなキャラクターと、上品な言動にギャップのあるユーモアを交えた漫才は、多くの視聴者に愛され、瞬く間に大ブレイクを果たしました。その後もテレビ番組やライブなどで活躍し、漫才師として確固たる地位を築きました。

『ひぐち君』の貴族キャラは、単なる漫才の枠にとどまらず、お笑い界に新しい風を吹き込んだキャラクターとして今でも多くの人々に親しまれています。

ワインの専門家としての挑戦――ワインエキスパート資格の取得

『ひぐち君』は、2015年にワインエキスパートの資格を取得。ワインエキスパートは、ソムリエと同等の資格です。ソムリエは、飲食業界での実務経験が必要ですが、ワインエキスパートは、飲食店で働いている人以外の一般人に受験資格が与えられています。

ある年、品川プリンスホテルでの格式高いイベントに呼ばれ、司会の方に「今年のボージョレのお味はいかがですか」と初めてコメントを求められたんです。「それっぽいこと言わなきゃ」と焦った僕が発した一言が「今年のは重たいですね」と。ボージョレはフレッシュ＆フルーティーを楽しむ新酒なのに。そしたら、フランス大使館の方など来場者が変な空気になり、失笑が……。その時に「ワインの勉強をした方がいい」と考えました。実はそれまでワインを飲んだことがほぼなかった。出典：日刊ゲンダイDIGITAL「髭男爵ひぐち君がワインを猛勉強したきっかけイベントで失笑を買い…現在は協会の名誉ソムリエ」2024年2月5日

2024年2月5日に配信された『日刊ゲンダイDIGITAL』のインタビューにてこのように語っています。この経験が猛勉強のきっかけになったそう。

お笑い芸人としての活動に加え、ワインに対する深い理解と情熱を持ち始め、ワインの専門家としても活動を開始しました。この資格を取得したことで、ワインに関する知識を深めるとともに、ワインの魅力を人々に伝えるために活動の幅を広げました。

2020年には、日本ソムリエ協会の名誉ソムリエに就任。ワインに関する知識を活かし、イベントやワイン会の開催、ワインの選び方や楽しみ方を伝える活動を行っています。その落ち着いたキャラクターと品のある話し方は、非常に好評なのだとか。

ワインを通じた広報活動――「余市町ワイン大使」としての役割

2022年、『ひぐち君』は北海道余市町のワイン大使として任命され、ワインを通じた広報活動に尽力しています。余市町のワインを広めるため、地域の魅力やワインの素晴らしさを伝える活動を積極的に行っており、地域活性化にも貢献しています。

実際に自分が日本ワインに興味を抱くきっかけになったのは余市町のワイナリーのワインでした。
今回このようなご縁をいただき、ワインのみならずその原料となるぶどうの生産過程から密着して、一人でも多くの人に余市町のワインを楽しんでもらえるよう精いっぱいその魅力をお伝えしていきたいと思います！出典：北海道余市町「余市町ワイン大使」HPより

そう意気込む『ひぐち君』。

ワイン大使としての役割では、余市町のワインを国内外に広め、観光業や地元産業の振興にもつなげることを目指しています。彼のワインに対する情熱と、地域社会への貢献は、多くの人々から感謝され、注目されています。

オンラインサロン「ひぐち君の日本ワイン会」――ファンとの交流

『ひぐち君』は、オンラインサロン「ひぐち君の日本ワイン会」を運営しており、ワイン愛好者やファンと直接交流する場を提供しています。サロンでは、日本産ワインの魅力を伝えるための情報やイベントを発信しており、参加者同士の交流も活発です。

このオンラインサロンは、ワイン初心者から愛好者まで幅広い層に向けて、日本産ワインの楽しみ方を伝える場となっており、ひぐち君のワインに対する情熱が感じられます。彼の影響力を活かし、ワインの魅力を広める活動を行い続けています。

これからのひぐち君――芸人として、ワインソムリエとして

芸人としての活動に加え、ワインソムリエとしても今後さらに多くのファンにワインの楽しさを伝え続けることでしょう。ワインを通じた広報活動やオンラインサロンの運営を通じて、さらなる広がりを見せることが期待されます。

お笑いの枠にとどまらず、ワイン業界でも多くの人々に影響を与え、今後ますます注目される存在となることが予想されますね。

『ひぐち君』の今後の活動に引き続き注目し、応援していきたいと思います。

※この記事は執筆時点の情報です。

客「それからは行ってません」半年前、カツ丼屋の厨房で目撃した"信じられない光景"に絶句…