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『MOCO'Sキッチン』で一世を風靡…『速水もこみち』の今――俳優の道を超えた“新たなチャレンジ”に称賛「何しても、かっこいい」

  • 2025.7.20

かつてテレビや雑誌で頻繁に目にした芸能人は、今どこで何をしているのでしょうか。時代とともに移り変わる芸能界で、かつて一世を風靡した有名人の“その後”は、多くの方が気になるテーマです。そこで今回は、速水もこみちさんの現在を紹介します。かつての輝きは今も健在なのか、それとも新たな道を歩み始めているのか――。速水さんの意外な現在に迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに制作された記事です。

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(C)SANKEI

俳優から料理の道へ

1984年東京都生まれ。2002年にテレビドラマで俳優デビューを果たし、2005年には人気学園ドラマ『ごくせん(第2シリーズ)』(日本テレビ)でブレイク。彫刻のような端正な顔立ちと高身長のスタイルで、若い世代から圧倒的な支持を集めました。

その後も、映画・CM・ドラマに多数出演し、NHKの連続テレビ小説『純と愛』や大河ドラマ『軍師官兵衛』などで存在感を発揮。

一方で、2011年からは『ZIP!』(日本テレビ)の料理コーナー『MOCO'Sキッチン』にレギュラー出演し、俳優業とはまた違う一面を見せて話題となりました。8年間で約1800品のレシピを考案し、自身もフードコーディネーターとして参加して調理中に使う差し替えの準備まで、全ての調理過程にまで携わりました。

料理本は世界的にも評価され、2013年にはレシピ本『MOCO'S キッチン』がフランスのグルマン世界料理本大賞の日本料理部門でグランプリを受賞。タレントの枠を超えた本格派の料理人として、多くのファンに支持されています。

新しいスタイルで食をプロデュース

現在、速水もこみちさんは俳優としての活動に加え、「食」を軸に幅広いジャンルで活躍中。2022年からは、ABCテレビの人気番組『速水もこみちの食材探求ロードムービー 頂!キッチン』でメインキャストを務め、全国各地の生産者と触れ合いながら、その場で料理を振る舞うという“食を届ける旅”を続けています。

また、自身がプロデュースするキッチンブランド「MOCOMICHI HAYAMI」では、キッチン用品の開発や、季節限定の「おせち料理」監修にも携わり、食とプロダクトを融合させた新しいスタイルを築いています。

「料理をしていると、俳優だけしていた頃より人との距離が縮まるんです。食にはみんな興味があるし、実際に料理をしてる人も多いですからね。
(中略)俳優のときのように“見ました!”“面白かったです!”だけじゃなく、“パートナーに作ってあげました”とか“今晩、何を作ったらいいんでしょう?”なんて相談されたりして話が膨らむ(笑)。
“うちの田舎には、こんな料理があるんですよ”と教えてもらって、知らない料理を知ることができたり。そこが面白いんですよね」
出典:「WANIBOOKS Newsクランチ!」2023年12月28日配信

2025年4月には、自身のインスタグラムを更新。食欲をそそるワイルドで豪華なキャンプ飯を多数公開し、「キャンプの域を超えている!」と話題になりました。

様々な形で「食」を楽しむ速水さんの姿に、SNSでは「何しても、カッコえぇ〜」「面白くてカッコいい人」「私の心の栄養!」といった絶賛の声が寄せられています。

速水もこみちさんの今後に注目

俳優としてキャリアを築きながらも、“食”というテーマを軸にさらなる進化を遂げている速水もこみちさん。料理を通じて人と人をつなぐ姿勢や、新たなプロジェクトへの挑戦には、真摯な情熱が込められています。

「料理をしていると、人との距離が縮まる」という言葉通り、彼の発信する“食の力”は、視聴者やファンの心をやさしく満たしてくれます。
これからも、速水さんのセンスと感性が生み出す世界に期待し、あたたかく応援していきたいですね。


※記事は執筆時点の情報です。