1. トップ
  2. 1991年に解散…伝説のロックバンド『REBECCA』NOKKOの今――表現者として変わらぬ進化を遂げる“意外な現在”

1991年に解散…伝説のロックバンド『REBECCA』NOKKOの今――表現者として変わらぬ進化を遂げる“意外な現在”

  • 2025.7.9

かつてテレビや雑誌で頻繁に目にした芸能人は、今どこで何をしているのでしょうか。時代とともに移り変わる芸能界で、かつて一世を風靡した有名人の“その後”は、多くの方が気になるテーマです。そこで今回は、NOKKOさんの現在を紹介します。かつての輝きは今も健在なのか、それとも新たな道を歩み始めているのか――。NOKKOさんの意外な現在に迫ります。
※本記事は、筆者個人の感想をもとに制作された記事です

undefined
(C)SANKEI

伝説のロックバンドREBECCA(レベッカ)のボーカル

1984年、伝説のロックバンドREBECCA(レベッカ)のボーカリストとしてメジャーデビューしたNOKKOさん。キュートでエネルギッシュなパフォーマンスと独特のハスキーボイスが話題を呼び、1985年のヒット曲『フレンズ』を皮切りに、『RASPBERRY DREAM』『MONOTONE BOY』『MOON』など数々の名曲を生み出しました。
1985年発表の4thアルバム『REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』はミリオンセラーを記録し、まさに80年代を象徴する存在となります。1991年にバンドは惜しまれながら解散。その後、NOKKOさんはソロアーティストとして新たな音楽活動をスタートさせました。
2015年には、REBECCAとして20年ぶりの再結成ライブ『Yesterday,Today,Maybe Tomorrow』を横浜アリーナとさいたまスーパーアリーナで開催し、大きな話題に。同年の年末には『NHK紅白歌合戦』にも初出場を果たし、伝説は再び動き出しました。

ソロシンガーとしても活躍

(前略)人に言わせると、何をやってもNOKKOはNOKKOというところがあるみたいで、一見変わり続けているようで、根底では変わらないものがあるんでしょうね。
今はそれが私の個性なのかなと前向きに捉えられるようになりました。
出典:otonano2024年5月17日配信

2024年5月17日、『OTONANO』webサイトにて配信されたインタビューにて、上記のように語るNOKKOさん。
個性あふれる歌声と圧倒的な存在感は、今も健在です。

現在は、静岡県・熱海を拠点に、ソロシンガーとしての活動を続けています。アルバム制作やライブはもちろん、フルオーケストラとのコンサートやディナーショーなど、ジャンルを越えた表現に挑戦しています。

2006年に女児を出産したNOKKOさんですが、2012年には児童虐待の問題に取り組むチャリティライブ『Child Aid』にも参加し、『フレンズ』や『MOON』を熱唱。音楽を通じて社会貢献にも力を入れています。

また、レベッカとしての活動も継続。2024年には、全国ツアー『REBECCA NOSTALGIC NEW WORLD TOUR 2024』をスタートし、往年の名曲と新曲を織り交ぜたライブに多くのファンが熱狂しました。また、同年7月7日には、7年ぶりの新曲『Daisy Chain』『アシデケトバセ』を同時配信し、続く7月10日には、1990年の武道館ラストライブを完全収録した『Dreams on 19900119 Reborn Edition -Return of Blond Saurus-』をリリース。
年齢を重ねてもなお、変わらぬ歌声と表現力でリスナーを魅了し続けています。

NOKKOの今後に注目

NOKKOさんは、かつての“アイドル的存在”を超えて、今も表現者として進化を続けています。深く、そして力強く響くその歌声は、今も多くの人の心に届いています。
REBECCAという伝説を背負いながらも、それに甘えることなく、自分の音楽を追求し続けるNOKKOさん。その姿勢は、同世代はもちろん、若い世代のアーティストにも大きな影響を与えています。

これからも彼女の“リアル”な音楽とメッセージに注目し、変わらぬ声援を送り続けたいですね。


※記事は執筆時点の情報です