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【漫画】「鉄板が熱い」と伝え忘れた研修スタッフ… ピンチを救った“まさかの仲間たち”にほっこり!

  • 2025.6.26
漫画「研修を支えるハンバーグ」のカット(さわぐとまとさん提供)
漫画「研修を支えるハンバーグ」のカット(さわぐとまとさん提供)

作者が想像する「料理の気持ち」を描いた、イラストレーターの「さわぐとまと」さんの創作漫画「研修を支えるハンバーグ」が、インスタグラムで2万以上の「いいね」を集めて話題になっています。

接客に慣れてきた様子の研修中のスタッフ。しかし、鉄板焼きのハンバーグをお客さんに運んだときに、鉄板が熱いことをお客さんに伝え忘れてしまいました。それに気付いた「ハンバーグ」や「付け合わせのポテト・コーン・ブロッコリーたち」は、「僕らがカバーしてあげなきゃ!」と…。読者からは、「まさか、こんなことになっていたとは!?」「なんて親切な料理たち(泣)」「すてきな作品で感動」などの声が上がっています。

ミスは時間が解決してくれる

この漫画を描いた、「さわぐとまと」さんは、インスタグラムで漫画を発表しています。「さわぐとまと」さんに、作品についての話を聞きました。

Q.今回、漫画「研修を支えるハンバーグ」を描いたきっかけを教えてください。

さわぐとまとさん「熱い食べ物の話を描いたことがなかったので、鉄板をテーマにネタを考えようと思ったことがきっかけです。いっぱい食べ物を描きたいと思っていたら、やんわりとハンバーグがモチーフに決まりました。『食べ物たちも頑張って研修を助けてくれるから、ダイジョブだよ!』っていうことを伝えたかったので、今作のような内容になりました。カバーするほどでもない伝え忘れを、ハンバーグたちが必死にカバーするという、ちょっとアホめな展開がポイントです」

Q.さわぐとまとさんが客観的な目線で見たとき、作中のキャラクターたちの行動をどう思いますか。

さわぐとまとさん「『鉄板のジュ~っという音は、あんたらの仕業だったのか』って思っちゃいますね。もし本当にこんな子たちがいたら、私の遊び相手になってほしいです。しりとりやジャンケンがしたいですね」

Q.ご自身は、飲食店でのアルバイト経験がありますか。

さわぐとまとさん「ずっとカフェでアルバイトをしています。何年も続けているので新鮮な気持ちは薄れていますが、研修中の頃は超絶不器用でした。バイトの後も、呼び出しボタンの音が幻聴で聞こえるほどやばかったです。そのくせ、お客さんと話すことだけは謎に得意だったので、入ったばかりなのに何度も社員さんと間違えられたことがあります(笑)」

Q.読者にも、アルバイトの研修中で大変な思いをしたり、悩みを抱えたりしている人がいました。そんな皆さんに向けて、応援メッセージをお願いします。

さわぐとまとさん「私もそうだったのですが、新人の頃ってちょっとでもミスをすると引きずり過ぎてしまうこと、『あるある』だと思うんです。でも働き続けるうちに、数年前のやらかしなんて記憶のはるか彼方(かなた)に。なので、本気で気にしすぎることはないと思います。みんな生きているだけで偉いんです。レッツ ポジティブ ポジティブ!」

Q.漫画「研修を支えるハンバーグ」について、どのような意見が寄せられていますか。

さわぐとまとさん「『楽しい気持ちになれました』『料理のみんな、体を張って伝えてくれてありがとう』などのコメントをいただきました。実は4ページ目で、鉄板ではなくて仲間のほっぺを押しているコーンをこっそり描いたのですが、それに気付いてコメントをしてくれた人もいて、『すみずみまで見てくれているんだな』と、とても驚きました」

オトナンサー編集部

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