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書店員「店内が子どもで溢れかえっていた」なぜ?宮崎市の“驚きの施策”に「全国に広がって」「羨ましい限り」

  • 2025.7.24
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出典:photoAC(写真はイメージです)

子ども時代の読書体験は、想像力や言葉の力を育む大切な時間です。家庭や地域がどのようにその環境を整えるかは、子どもの成長に大きく関わってくるでしょう。

宮崎市では、「スマイルみやざき図書カード」事業として、市内に住民登録のある18歳以下の子どもを対象に、5,000円分の図書カードを配布しています。物価高が続く中、子どもたちに読書の機会を広げ、学びを支えるための取り組みとして行っているとのこと。

申請不要で郵送によって直接届けられ、令和7年7月末までの発送完了を予定しているのだそう。宮崎市の施策は、「子どもたちに平等に本に触れる機会を提供できる」として、全国から注目されています。

そこで今回は、図書カードを実際に利用した人の感想や、施策に対する世間の声をご紹介します。

利用しました!

すでに図書カードが自宅に届き、お子さんと一緒に活用したという家庭も多く見られました。

  • 1歳の娘と本屋さんへ行って、初めて自分で絵本を選ぶ体験ができました
  • 娘は図鑑を2冊購入しました。図鑑は高いのでありがたいです。
  • 市から娘に図書カードが届き、ありがたい

また、これから届く予定の人からは、楽しみにしている声も。

  • 夏休みのお供に好きな本を選ばせよう
  • ありがたい取り組み!届いたらすぐに使います
  • 我が家はまだ届いていませんが、ママ友は届いていてすでに使ったみたい早く届いてほしい

書店に勤務している方からは…

書店のなかには、図書カード配布の取り組みを受けて、読書機会拡大のためのキャンペーンを行っているところもあるようです。勤務している人からも、すでに図書カード配布の効果を感じたというコメントがみられました。

  • 連休は多くのお子さんが図書カードを利用していました。
  • 児童書とコミックの売上がすごいことに…。
  • 書店が本を買う子どもで溢れかえっていて、ものすごい経済効果を感じた。

こうした動きは、地域の書店を活気づけるきっかけにもなっているようです。読書支援と経済効果の両面から、注目すべき取り組みといえるかもしれません。

うらやましい施策

宮崎市の取り組みを知り、ほかの地域の人からもさまざまな意見が寄せられました。

  • 宮崎市ってこんな素敵なことしているの!?うらやましい限り
  • 素晴らしいなぁ…!
  • 全国の自治体に広がってほしいと本屋も願ってます。

近年の物価高の影響から、子どもに本を買い与える余裕がない家庭も少なくありません。だからこそ、こうした施策が多くの家庭にとって大きな助けになっているのでしょう。

  • 高いからちょっと…と思っていた本が買えるから、子どもたちも喜ぶよね。
  • 私たちの時よりも値段が上がっていて、気軽にシリーズも追えないから図書カード配布はいいと思う。
  • 生活費が増えて、参考書でも絵本でも買うことを躊躇する家庭もあるだろうから良いことだと思います。

また、図書カードの配布も素晴らしいものの、「学校や図書館、公民館の図書の充実や環境整備にも力を入れてほしい」といった声もみられました。地域の施設で気軽に本を手に取れる環境づくりも求められているようです。

子どもたちの未来のために

宮崎市の「スマイルみやざき図書カード」事業へは「ありがたい」「素晴らしい」といった声が多数みられました。

図書カードの配布は、子どもたちにとって本と出会うきっかけとなり、読書習慣を育む第一歩になります。家庭の負担を減らしながら、地域全体で子どもの学びを支える取り組みとしても意義深いものでしょう。

子どもたちの未来のために、こうした施策が各地に広がっていくことを願う声は、これからますます高まりそうです。


出典:宮崎市公式ホームページ:「『スマイルみやざき図書カード』を配付しています!」(https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/education/allowance/327654.html



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