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『部活中に水飲むな』過去の“危険すぎる教育方針”に共感続出「顔洗うフリして飲んでた」「チクられる」

  • 2025.7.21
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出典:photoAC(写真はイメージです)

連日の暑さが続くなか、こまめな水分補給や体調管理の重要性が改めて呼びかけられています。そのため、学校では屋外の活動を制限していたり、運動中の水分補給を呼びかけたりといった対策が取られているようです。

一方、過去には『部活中は水を飲んではいけない』という根性論に近い危険な指導をしていた部活があったようです。これに対し、SNSでは過去に水分補給を禁止された経験のある方の体験談が話題になっています。

はたして、世の中の人は「部活動中に水分補給することを禁止されていた時代があった」ということに対してどのような考えをもっているのでしょうか。SNSの声を中心に紹介します。

水分補給を禁止されていました

現在は、文部科学省から学校に向けて「学校における 熱中症対策ガイドライン」が出されており、暑さ指数に基づいて活動実施を判断することや、熱中症事故防止について児童生徒に適切に指導することなどが求められています。

そのため、部活動中においてもこまめな水分補給をするように呼びかけられており、無理のないペースで休憩をとることが推奨されています。

しかし、以前は正反対の指導が行われており、水分補給を禁止され、飲もうとすると叱られることもあったようです。

  • サッカー部でしたが、水を勝手に飲むと、試合にも出させてもらえませんでした
  • 勝手に飲むのはもちろん、水を飲みたいと言っても叱られました
  • 炎天下のなかでも、水は飲まないが当たり前だった。
  • 20年前、テニス部の練習中に熱中症になり、顧問に殴られた

実際に熱中症を経験した人もいるようで、当時の厳しい状況が伺えます。また、先生からは納得のいかないことを言われたという人も。

  • 水を飲むと体がだるくなるから含むだけにしろと言われました。
  • 「水を飲むと辛くなる。お前たちのため」と言われた。
  • 水を飲むとばてやすくなるという理由だった。

水を飲まないことが当たり前のようになり、児童生徒同士でもお互いの行動を監視し合うという状況も生まれていたようです。

  • 隠れて水を飲んでいると、先生にチクられることもあった。
  • 3年生は水を飲んでもいいけど、1、2年生はだめだった。

このような雰囲気のなかで、無理をしてしまう子どもも少なくなかったのかもしれません。本来であれば、堂々と飲んでもいいはずの水を隠れて飲んでいた人もいたようです。

  • 顔を洗うのは許されていたので、洗いながら水を飲んでいました
  • 休憩以外で飲むと怒られるので、トイレの手洗い場でこっそり飲みました
  • 走っている途中にコースアウトして水道でこっそり飲んでいた

こうした苦労は、当時の部活の厳しさや認識の乏しさを物語っています。今では考えられないようなことが、当時は日常だったのかもしれません。

理解のある先生も

多くの先生が水分補給を禁止としているなかで、必要なのではと考える先生もいたようです。

  • 小学生の時に、18kmのウォーキングで水を飲むことを禁止されたが、保健の先生に「そんなバカな話があるか」と、許可してもらった
  • 当時の校長先生は「水を飲むのはいいが、胃腸を冷やさないようにほどほどに」と言っていてまだ良かった
  • 私の部活では、やかんに冷たい水が入っていて、水分補給できました

なかには、テレビでのサッカー中継でこまめに水分補給している姿を見た先生が、急に「水を飲め」と言い出したというケースもあったとのこと。

当時は、多くの先生が「部活中に水を飲まないのが当たり前」といった誤った認識をもっていたことが伺えます。

その頃は熱中症とはいわれず、日射病とされていて、ひ弱な人が炎天下でかかる病気だと思われていた」というコメントにもあったように、今よりも熱中症に対する正しい知識が十分ではなかったのかもしれません。

現在なら大問題

昔は今より涼しかった」「当時は扇風機でもいけたけど…」といったコメントもありましたが、夏場の平均気温に差があったとしても、水分補給を禁止するのはやはり危険な行為だったのではないでしょうか。

  • 部活に水を飲むなは、今なら大問題。
  • 常識とされているもののなかにも、間違いはあるということ。
  • 今となっては、理解しがたい謎のルール

時代とともに常識は変わっていくものですが、これからは、子どもたちの安全を最優先に考えた指導が求められるでしょう。

皆さんはどう考えますか?

今回は、「部活動中に水分補給をすることを禁止されていた時代があった」ことに対する、世の中の人の体験談や考えをご紹介しました。

実際に、水分補給を禁止されていた時代を経験した人は多く、その厳しい指導に戸惑いや驚きを感じたという声が寄せられました。なかには、熱中症で倒れたケースもあり、当時の指導の危険性が改めて浮き彫りになっています。

現在では熱中症対策が徹底され、こまめな水分補給が当たり前となっていますが、過去の教訓を忘れずに安全な環境作りを続けていくことが大切でしょう。

皆さんは、この問題についてどのように考えますか?