【心理テスト】何を振る舞う？あなたが「恋愛に望む関係」は？

誰かのために料理を振る舞うという行為には、言葉以上のメッセージが込められています。どんな料理を選ぶか、どんな時間を過ごしたいかという選択には、あなたが相手とどのような関係を築きたいかという深層心理が反映されているかもしれません。

この心理テストでは、大切な人に手料理を振る舞うならどの料理にするかによって、あなたが恋愛において無意識に望んでいる「理想の関係性」を探ります。自分でも気づいていない、あなたの恋愛観が見えてくるかもしれません。

あなたは、恋人や好きな人を自宅に招き、手料理を振る舞うことにしました。心を込めて作るメインディッシュは、次のうちどれにしますか？

1.カレー

2.蒸し物

3.バーベキュー

4.エビフライ

カレーを選んだあなたは、恋人に対して刺激や情熱よりも、安心感のある「家族のような関係」を望んでいるのかもしれません。飾らないありのままの自分を受け入れてほしいという気持ちが強いのではないでしょうか。

大きな鍋で作り、皆で囲むイメージのあるカレーは、家庭や日常の象徴です。特別な非日常ではなく、温かく穏やかな毎日を共に過ごせるような、気楽で安定した関係を心地よいと感じるようです。

そのような関係を築くには、楽しい時間だけでなく、何気ない日常の出来事を共有することが大切です。お互いの素の部分を少しずつ見せ合うことで、あなたが望む深く、そして安らげる絆が育っていくでしょう。

蒸し物を選んだあなたは、お互いのプライベートを尊重し合える、成熟した「自立した関係」を望んでいるのかもしれません。過度に干渉したり依存したりせず、それぞれが一人の人間として確立していることを大切にしたいようです。

素材の味を活かすヘルシーな蒸し物は、無駄を削ぎ落としたシンプルな繋がりの象徴です。ベタベタとした関係ではなく、さっぱりとしていながらも、お互いの本質を認め合えるような、洗練された大人な関係を求めているのではないでしょうか。

この関係性では、一人の時間を充実させることが、二人の時間をより豊かにします。お互いを信頼し、それぞれの世界を尊重することで、会うたびに新鮮な刺激を与え合える理想的な関係を築けるでしょう。

バーベキューを選んだあなたは、二人だけの閉じた世界ではなく、お互いの友人も交えて楽しめる「オープンな関係」を望んでいるのかもしれません。恋愛をしていても、社会との繋がりや友人関係を大切にしたいという気持ちが強いようです。

大勢でわいわいと楽しむバーベキューは、社交性や開放的なコミュニケーションの象徴です。恋人を自分のコミュニティに紹介したり、相手の交友関係に積極的に入っていったりすることに抵抗がないのではないでしょうか。

お互いの友人を大切にし、グループで一緒に楽しむ機会を設けることで、あなたの望む風通しの良い関係が築けるでしょう。二人だけの世界に固執しないことで、関係がより長続きし、豊かなものになりそうです。

エビフライを選んだあなたは、恋愛においてあまり感情的にならず、ある程度距離感を保った「ドライな関係」を望んでいるのかもしれません。手間はかけるけれど、ベタベタしない、どこかクールな繋がりを心地よく感じるようです。

一尾ずつ衣をつけて揚げるエビフライは、手間暇をかけた「個」の完成形ともいえます。これは、お互いに深く干渉しすぎず、個々のテリトリーを守りたいという気持ちの表れかもしれません。

付かず離れずの大人な関係は、束縛がなく自由でいられるという利点があります。ただし、ドライさが「冷たさ」にならないよう、感謝や愛情といった大切な気持ちは、言葉や行動で意識的に伝えるようにすると良いでしょう。

ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。