「何に見える？」あなたが"左脳型？""右脳型？"かがわかる心理テスト

「あの人は論理的だ（左脳型）」「私はクリエイティブなタイプ（右脳型）」といった会話を耳にしたことはありませんか。一般的に、左脳は言語や計算を司る「論理的な脳」、右脳はイメージやひらめきを司る「感覚的な脳」と言われています。

この心理テストでは、一枚のイラストが何に見えるかを通して、あなたの思考が「左脳型」と「右脳型」のどちらの傾向が強いのかを診断します。自分でも気づいていない、あなたの得意な思考パターンや隠れた才能が見つかるかもしれません。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1．螺旋階段

2．カタツムリ

3．円グラフ

4．ダーツ

螺旋階段に見えたあなたは、論理的な思考と感覚的な思考をバランス良く使いこなすものの、どちらかといえば「やや左脳型」の傾向があるようです。物事を順序立てて、一歩一歩着実に進めていくことを得意としているのではないでしょうか。

美しいデザイン性（右脳）と、上り下りするための機能性（左脳）を併せ持つ螺旋階段のように、あなたは創造的なアイデアを現実的な計画に落とし込むのが上手なタイプかもしれません。夢物語で終わらせず、どうすれば実現できるかを冷静に分析しているようです。

そのバランス感覚は、あなたの大きな強みでしょう。あなたの能力をさらに広げるには、計画を立てる前に、一度「もし何でもできるとしたら？」と制約なく空想を広げてみる時間を作ることです。そこから、思いもよらない新しい可能性が生まれるでしょう。

カタツムリに見えたあなたは、物事をイメージや感覚で捉える「かなり右脳型」の傾向が強いようです。データや数字で分析するよりも、全体の雰囲気や、そこから受ける印象、自分の直感を大切にしているのではないでしょうか。

あなたのユニークな発想力や、人の気持ちを察する共感能力は、この右脳的な思考から生まれているのかもしれません。言葉にされていない空気感を読み取ったり、物事の本質をパッと掴んだりする力に長けているようです。

その豊かな感性は素晴らしい才能です。もし、そのひらめきを形にしたいと思う時は、具体的な計画を立てるのが得意な人に相談してみるのも一つの手でしょう。あなたの直感的なアイデアと、論理的な計画が組み合わさることで、鬼に金棒となりそうです。

円グラフに見えたあなたは、物事を客観的なデータや事実に基づいて分析する「かなり左脳型」の傾向が強いようです。複雑な問題に直面した時も、感情に流されず、情報を整理して論理的に解決策を導き出すことを得意としているのではないでしょうか。

あなたは、物事を正確に把握し、効率的に進めることに安心感を覚えるタイプかもしれません。なぜそうなるのかという根拠や、数字に基づいた事実を重視し、曖昧な状況をあまり好まない傾向にあるようです。

その優れた分析能力は、多くの場面であなたの助けとなるでしょう。あなたの思考をさらに豊かにするためには、時にはデータから少し離れて、その背景にある人々の感情や物語に思いを馳せてみることです。直感を信じてみる小さな挑戦も、新たな視点を与えてくれるでしょう。

ダーツに見えたあなたは、目標に向かって直感的に行動していく「やや右脳型」の傾向があるようです。最終的なゴールを定め、そこから逆算して今何をすべきかを感覚的に判断する力に長けているのではないでしょうか。

あなたは、じっくり分析してから動くよりも、ひらめきや「今だ！」という感覚を信じて、スピーディーに行動できるタイプかもしれません。計画通りに進めることよりも、その場の状況に合わせて臨機応変に対応することを得意としているようです。

その目標達成に向けた集中力と行動力は、大きな魅力です。ただし、時々その直感が早合点につながることもあるかもしれません。行動を起こす前に一瞬だけ立ち止まり、「本当にそうか？」と論理的に自問自答する癖をつけると、さらに成功率が高まるでしょう。

ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。