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妻「夫と別居します」車中泊で日本一周を目指す夫婦…突然の決断のワケに「行かせてくれた夫に感謝」

  • 2025.6.29

車中泊なべひとつ』は、一軒家を手放したアラフォー夫婦・なべおさんとなべちゃんさんの車中泊生活を紹介するYouTubeチャンネル。2023年6月から全47都道府県で働くことを目標に、各地で働きながら旅を続けていて、現在チャンネル登録者数は3,670人(2025/6/25時点)です。

今回は、同チャンネルにアップされている数多くの動画の中から『【宮古島/離島暮らし】夫と別居することになりました。』をご紹介。4,000回以上再生(2025/6/25時点)されているこの動画では、なべちゃんさんが宮古島で18日間、1人暮らしをした様子がアップされています。

妻が1人で宮古島生活を実施!

「私たち別居しまーす!」と、冒頭からいきなり不穏なセリフでスタートした今回の動画。その背景には、以前なべおさんが2カ月かけて四国での歩きお遍路をした時のことが関係しているそう。実は、なべおさんがずっとしたかったお遍路をするに当たり、その期間中になべちゃんさんはアルバイトをしてくれていたのでした。

今回は立場を逆転させ、なべおさんは「なべちゃんが遊んできていい。その間、僕が働くから」と提案しました。そのため、なべちゃんさんは18泊の夏休みを取って1人で宮古島へと旅立つことになったのです。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

宮古島に着いたなべちゃんさん。最初の9日間はキッチン付きのワンルームで自炊をすることにしました。今回の旅のコンセプトは「離島で暮らす」です。旅行ではなく“暮らす”ために、次の3つのことをやろうと決めます。

・1:アルバイトをする
島の人とコミュニケーションを取る最適な方法は働くことと考え、タイミーでいくつかアルバイトをすることに。

・2:島野菜を使って自炊する
「島の駅」で見たことがない野菜がたくさん売られていたので、その野菜を使って料理をしたい。

・3:友だちを作る
宮古島を“また行きたい”と思える場所にしたいので、友達を作ったり、飲みに行ったりする。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

レンタルしたギア付き自転車に乗り、早速アルバイトへ行ったなべちゃんさん。バイト先は飲食店で、接客や洗い物などの仕事をしたそう。一緒に働いたお店の従業員7人のうち6人が移住者で、山口や大阪、神奈川などから来ていたとのことでした。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

なべちゃんさんが従業員の皆さんから聞いた話でびっくりしたのは、宮古島の家賃の高さ。ワンルームが10万円を超えるケースもあるそうで「東京よりも高いんじゃないか」とのことです。「住んでいる人ならではのリアルなお話が聞けて、興味深かったです」とコメントしました。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

お風呂に入った後は晩酌の準備。1日目は島野菜を使って料理をしました。ジーマミー豆腐、モウイ(島野菜)の千切りとゴーヤを塩昆布で和えたもの、ニガナ(島野菜)の白和え、鶏のから揚げ、パルダマ(島野菜)が入った春巻きという食卓になりました。

オリオンビールを片手に舌鼓を打つなべちゃん。これからのことをあれこれ考えながら、宮古島の夜を満喫します。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

続いて別日の様子へ。ウミガメに会えると聞いて、レンタル自転車で伊良部大橋にやって来ました。ウミガメが海から姿を見せるたびに、なべちゃんさんは「ああ、かわいい!かわいい!」と連発していました。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

ほとんどの人が車やバイクで伊良部大橋へのドライブを楽しむ中、ママチャリで60km走ったなべちゃんさん。日焼けで腕が真っ赤になり痛そうですが、本人は「楽しかった」と満足げです。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

時間はあっという間に過ぎ、宮古島生活9日目。翌日には利用していたワンルームを出て、別の宿泊先に移るということで、冷蔵庫の整理がてら、デザートタイムにマンゴーとグアバ、ドラゴンフルーツなどの南国フルーツを楽しみます。

グアバを生で食べるのは初めてというなべちゃんさん。食べた感想は「洋梨より甘くない、酸味が強い。でもさっぱりしてる」だそう。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

一人で寂しがる夫と、島でたくさんの思い出と大切な仲間を得る妻

なべちゃんさんが宮古島生活を満喫している一方、なべおさんの様子は…。「お遍路のときは目的があって一人でしたが、今回はそのときとは違い、なかなか…(精神的に来る)」と、少し弱音を吐いていました。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

仕事に行くために朝5時に起床し、朝6時から仕事をして昼は毎日同じ店のうどんを食べ、夜8時半には寝るという生活を送っていました。「梅雨時なので、車中にいるときに窓を開けて寝られないのが辛い」のだそうです。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

一方、なべちゃんさんは借りていたワンルームからチェックアウト。その後、搾りたてのサトウキビジュースが飲めるお店に立ち寄り、サトウキビをガジガジかじりながらジュースを堪能していました。

行きたかったソーキ蕎麦のお店がお休みだったというハプニングもありましたが、美しいビーチや雪塩ミュージアムに立ち寄ります。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

そして、宮古島生活後半戦の拠点となる、ゲストハウスに到着しました。繁華街から1分で、海へも歩いて行ける好立地であることと、お財布に優しい価格ということがポイントだったようです。ここで1週間過ごします。

さらに、何とゲストハウスのカフェで“アルバイトナンパ”され、ゲストハウスで清掃の仕事をすることになったそう。タイミーでアルバイトをしていると話すと「じゃあ、ウチで働かない?」と誘われたとのことでした!

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

ゲストハウスに滞在中、なべちゃんさんはゲストハウスの仲間とごはんを作ったり、「ゆんたく」(おしゃべりしながらお酒を飲むこと)したり、車でドライブに行ったりと、素敵な時間を過ごしていました。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

また、ゲストハウスでは、ルームメイトのクロエさんという、台湾から来た同世代の女性と特に仲良くなったそう。お互いの言葉が分からないため、スマホのGoogle翻訳を使ってコミュニケーションを取っていました。

これまで10回以上来日したというアクティブな彼女ですが、実は肺腺ガンという大病を抱えています。それでも前向きに生きているクロエさんに出会ったことで、なべちゃんさんはいつか台湾に会いに行きたいと思ったそうです。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

なべちゃんさんは18泊の旅を終えて、なべおさんの待つ車に帰ってきました。

「寂しかった?」となべちゃんさんから尋ねられたなべおさんは「寂しかった…気もする」とモゴモゴ。あーだ、こーだと言い合った後、どちらが車内の電灯を消すか揉め始め、ジャンケンに負けたなべおさんが消灯しました。いつもどおりの2人の日常が戻ってきたところで、今回の動画は終了となりました。

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出典元:『車中泊なべひとつ』(YouTube)

視聴者の反応は…

投稿元のコメント欄には、なべちゃんさんの楽しそうな暮らしぶりを羨む声や、行かせてくれたなべおさんを讃える声が集まっていました。

なべちゃんの明るく優しい関わり見ていて改めてなべちゃんの優しさが伝わって来ましたよ
自炊もちゃんとして、美味しいものもたくさん食べてよく飲んで 行かせてくれたなべおさんに、感謝ですね
お二人の会話が最高(^。^)仲良しだね。いつも居る人がいないとねー寂しい?よね(^。^)天気にも恵まれて宮古島の風景最高だねー。

宮古島を生活者として楽しもうとするなべちゃんさんの前向きで明るい姿勢と、送り出したなべおさんの優しさが感じられる動画でした。


動画:『【宮古島/離島暮らし】夫と別居することになりました。
協力:『車中泊なべひとつ

なべおとなべちゃん
2022年からYouTubeチャンネル「車中泊なべひとつ」を運営するアラフォー夫婦YouTuber。車で日本一周を目指し、車中泊や地域での仕事体験を通して、リアルな旅と暮らしの様子を発信している。
・Instagram:車中泊なべひとつ

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。