新婚旅行の里帰りでタクシー運転手が「旦那さんタイの人なの？じゃあなんで…」失礼すぎる一言に「今でもその会社のタクシーには乗りません」

電車やバスでは行きづらい場所や急いでいる時に便利なタクシー。フレンドリーな運転手さんもいたり、寡黙に運転に集中している運転手さんもいて、さまざまです。

今回は、専業主婦のAさん（仮名）が、新婚時代にタクシーで体験した忘れられない出来事について紹介します。

里帰り中のタクシーで運転手から突然の質問

新婚の頃、長女がお腹にいる時に夫と共に里帰りをしました。

駅からタクシーに乗車し、二人で楽しく話している最中、タクシーの運転手が夫に向かって「旦那さん日本人じゃないよね。どこの人？」と聞いてきたのです。

私の夫はタイ国籍で日本語は堪能です。

夫は、「私はタイから来ました」と答えました。

すると、運転手は、「えっ！タイからなの？なんで日本人と結婚したの？タイって美人ばかりなんでしょ？」と続けたのです。

その言葉に、私は固まってしまいました。私は決して美人ではないけれど、ブスと言われたことはないし不細工ではないと思っていたからです。

運転手は慌てたように、「いやいや、奥さんもきれいだけど。奥さんですよね？」と言い直しましたが、「今さら遅いわ」と思いました。

そこから無言で実家へ向かい、それ以来、私はその会社のタクシーには乗らないことにしています。タクシー乗り場の順番でその会社のタクシーが私の番になると、後ろの方に譲ります。

この運転手は、もしかしたら悪気はなく単純な好奇心から質問を投げかけたのかもしれませんが、Aさんにも旦那さんにも、タイの方にも失礼です。

さらに、その言葉は結果的にAさんの心に深い傷を残すことになりました。運転手が後から言い直したとしても、一度口にした言葉は取り消すことができません。

日常会話であっても、相手の出身地や外見について軽はずみに言及するのは避けるべきです。さらに、比較したり、決めつけたりするのは言語道断。

何気ない一言が、相手の心に長く残る傷となってしまう可能性があることを、私たちは常に意識していきたいものですね。

※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日：2025年6月23日
投稿方法：TRILL 募集フォームより
投稿者：女性・専業主婦