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「僕らの業界は特殊だから扶養も出産一時金もない」と言い続ける夫…“ウソ”がバレて逆ギレ!→度重なる金銭トラブルに妻は…

  • 2025.6.24
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出典:photoAC(写真はイメージです)

結婚生活において、お金の問題は夫婦間の信頼関係を大きく左右する重要な要素です。特に、一方のパートナーが金銭面で不誠実な行動を取り続けた場合、その影響は家族全体に及びます。

今回は、50代女性のAさん(仮名)が体験した、夫の度重なる金銭トラブルとその結末について紹介します。

「僕らの業界は特殊だから」と言い続けた夫

これは私が退職し、専業主婦になった頃のことです。

いつまで経っても私の扶養の手続きをしない夫に理由を尋ねると、「僕らの業界は特殊だから『扶養』なんてない」と言うのです。

疑問に思い確認してみると、夫が私の退職について会社に伝えていないことが判明し、結局私が会社の総務に電話して手続きをしました。

さらに、夫は業界最大手の株式会社でそこそこの役職に就いているにもかかわらず、「うちの会社には、自社の健康保険組合がない」と言い張るのです。私が「あんたの健康保険証があるだろう」と指摘しても、知らぬ存ぜぬの一点張りでした。

第一子出産時も同様でした。「『出産一時金』なんてない!僕らの業界は特殊だから!」と言い張り、出産費用どころか妊婦健診費用すら出してもらえませんでした。

しかし、会社はもちろん出産一時金を支払っていたのです。

会社総務の担当者に「夫が受け取っていないと言っているのですが」と伝えると、夫は慌てて8割程度を渡してきました。

なぜ全額でないのかと問うと、「出産時の生活費は大目に渡したが?」と言います。それでも足りないと伝えると、「まだ俺からとるのか!」と逆ギレしてくる始末。

さらに、夫関係の親戚からの出産祝いや初節句のお祝いも、全て夫がくすねていたことが発覚しました。

一方で、私の親戚からの同様のお祝いには勝手にホクホクして「何に使う?どこ行く?」と盛り上がるのです。

いや、子どものために使うよ。子どものために貯金する」と言ったら、あからさまにがっかりして、ケチをつけてきました。都度説明したのですが、納得していなかったようです。

十数年後、子どもの貯金使い込みが発覚しました。

夫は「必要な費用はその時に出してやる!」と啖呵を切ったのですが、子どもが私立高校に入学するとお金を出し渋り、なんと、学校に「うちの子どもを辞めさせろ!」と電話をしたのです。

もちろん、離婚しました。

ちなみに、当時住んでいた新築マンションの頭金は私の独身時代の虎の子でしたが、まるっと使われてしまいました。離婚時の財産分与でも、私の固有資産とは決して認めませんでした。

元夫は今、大学で教えているらしいです。子どもにはめちゃくちゃ嫌われていますが、大学教員の面子があるのか、しつこく面会交流を求めています。しかし、子どもは応じていません。

信頼関係の破綻が招いた結末

扶養手続きや出産一時金といった当然の権利を「業界が特殊だから」という嘘の理由で否定し続けた夫の行動は、家族への責任放棄といえるでしょう。

特に深刻なのは、出産祝いや子どもの貯金を勝手に使い込んでいた点です。これらの行為は、配偶者や子どもに対する背信行為であり、家族の信頼関係を根底から揺るがすものです。

結婚生活において、お金の管理や使い道について夫婦間で意見が分かれることは珍しくありません。しかし、一方的に家族のお金を横領する行為は、もはや「意見の相違」の範疇を超えています。

妻からだけでなく子どもからも信頼を失っているとのこと。子どもからも面会を拒絶されているのは、当然のことではないでしょうか。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年6月21日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:50代女性