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「この世の中にダウンタウンさんがいない設定に…」ダウンタウンとの共演を断っていたと明かした【人気お笑い芸人】とは?

  • 2025.6.13
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(C)SANKEI

芸人にとって“誰と組むか”“誰の番組に出るか”は、芸歴やキャリアにも大きく関わる重大な選択です。なかには、自らの信念や未来のビジョンのために、あえてビッグネームとの共演を避けるという決断をする人も。

2024年12月31日深夜に放送されたテレビ朝日系『耳の穴かっぽじって聞け!特番』に出演したあるお笑い芸人が、そんな驚きの過去を赤裸々に語りました。なんと、ダウンタウンとの共演を一時的に“NG”にしていたというのです。一体その芸人とは誰でしょうか?

かつて”この世の中に存在しない設定”にしてまでダウンタウンとの共演を避けていた芸人とは誰?

ここでクイズです!

「この世の中にダウンタウンさんがいない設定にしようと思って」とまで語り、一時期ダウンタウンとの共演を自ら断っていた男性芸人は誰でしょう?

ヒント…

①現在はワイドショーやロケ番組など、幅広く活躍するベテラン芸人

②今ではダウンタウンとの共演は頻繁

「この世の中にダウンタウンさんがいない設定にしようと思って。」

正解は、東野幸治さんです!

番組内でオファーを断ることについて聞かれた東野さんは、「めちゃめちゃ断るよ」「感覚で。雰囲気で」とあっけらかんと語りました。若手の頃から“自分のなかでルールを決めていた”と明かし、驚きのエピソードを披露。

かつてダウンタウンの冠番組『ごっつええ感じ』に出演していた東野さんですが、「凄い天才いてるな。めちゃくちゃおもろいな、こんなん勝たれへんな。当たり前やけど」と圧倒された経験を語りました。そして、「若手のときにダウンタウンさんっていうスターの下でやってたら、もう二度と俺には冠番組ないやろなってそっから始まったのよ」と胸の内を告白。

その思いが高じて、「この世の中にダウンタウンさんがいない設定にしようと思って。ダウンタウンさんの仕事を断るっていう」と語り、スタジオの共演者たちは仰天。「共演しないってことよ。だから一時全然共演してなかったときあるねん」と振り返りました。

「絶対断るなよ。引き受けるから。」

そんな“共演NG時代”が終わるきっかけとなったのは、浜田雅功さんとの意外なやりとり。ある番組の企画で顔を合わせた際、浜田さんから「俺月曜日な、大阪でロケする番組始めるけど頼むわ」と直々のオファーを受けたのです。

東野さんは「わかりました」と即答。その足でマネジャーに「浜田さんからこういう仕事来るけど、絶対断るなよ。引き受けるから。面と向かって言われたから、やるから」と念を押したそうです。

そして、そのあとの流れで『ワイドナショー』など、再び本格的な共演がスタート。「ありがたいよ」としみじみ語る一方で、「共演しないほうが、自分の小さいお山の大将になれるかもわからんと思ってやってたわけやん。でもある日ベランダに呼ばれて、ボスに呼ばれて」と振り返る姿が印象的でした。

エピソードを知るとより好きになるかも!

東野幸治さんが明かした“ダウンタウン共演NG”の逸話は、若手芸人が直面する葛藤と、独自のキャリア戦略の一例として非常に興味深いものです。あえてスターから距離を取ることで、自分だけのポジションを築こうとしたその選択は、孤独でリスクのあるものだったかもしれません。

しかし、巡り巡って浜田雅功さんから直接声をかけられたことで、その距離が自然と縮まり、現在では共演も当たり前の風景に。

“共演しない覚悟”も、“共演する覚悟”も、どちらも東野さんらしい、計算と感覚の絶妙なバランスがあってこその選択だったのでしょうね!