「早く来て仕事しなさいよ」《つわりで遅刻》を責められる？職場の理不尽さに女性「私はなんのために…」

自身やフォロワーの体験談を漫画にし、ブログやInstagramで発信している、稲（稲の毎日炊きたてブログ）さん。

職場の理不尽さと温かさ、その両方に揺れた女性の物語が胸を打ちます。

思わず涙の瞬間

ユズさんを守ってくれた彼の上司。「またご迷惑をおかけしてすみませせん…」というユズさんに対し、上司は穏やかに、そして力強く「謝ることなんて何もないよ！！」「おめでたいことじゃないですか！！」と声をかけました。この言葉にユズさんは初めて「おめでとう」と祝福され、涙があふれます。その後、上司の訪問によって職場でのマタハラは一時的におさまり、彼女は小さなボイスレコーダーを手に、再び立ち向かう準備をします。

しかし妊娠による体調悪化は続き、やむなく遅刻する日も。しかし職場の店長は冷たく「つわり？」「つわりの分早く来て仕事しなさいよ」と突き放します。ユズさんは思わず「私はなんのためにここにいるんだろう」と胸のうちをこぼし、辞めるか続けるかで揺れ動きます。

そんな中、同僚がそっと声をかけてくれました。「他の人が遅刻しても何も言われないのに、ユズさんにだけ言うなんて嫌な感じ」――。その一言が、彼女の孤独を少しだけやわらげたのでした。

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