「それ不審者だったんだよ！」見知らぬ男性からの《カットモデル勧誘》無防備な高校生を狙った危険な手口とは

自身やフォロワーの体験談を漫画にし、ブログやInstagramで発信している、稲（稲の毎日炊きたてブログ）さん。

「カットモデル」に誘われた女子高生が体験した、ゾッとする出来事とは――？

見知らぬ男からの勧誘

ある日、試験でクタクタになりながら帰宅中だった高校生のラオさんは、見知らぬ男性から声をかけられます。「近くで美容院をオープンする予定で、カットモデルを探している」と話すその男性は、見た目も言動もどこか不審。疲れていたラオさんはうっかり「いいですよ」と返事をしてしまいます。

「どこで切るんですか？」と聞くと、男性は「あなたの家で」と一言。さらに「お家の方いる？」と確認され、ラオさんが「母はまだ仕事かも」と答えると、「じゃあ切りましょう」と即決。そのまま一緒に歩きながら世間話をされ、家の前に到着すると、偶然にも母の原付が停まっていました。

「母が帰ってるかも」と伝えた途端、男性は焦り始め、「じゃあいいです！申し訳ないです！」と逃げるような様子に。念のため母に事情を説明し、外に出てみると、男性の姿はすでに消えていました。慌てた母が警察に通報し、パトロールが行われましたが、結局その男の正体はわからずじまい。

後から「家に誰もいなかったら何が起きていたかわからない」と言われたラオさんは、ようやく事の重大さを実感。カットモデルの勧誘すべてが怪しいとは限らないけれど、知らない人から声をかけられたときは、慎重な判断が必要だと学んだ出来事でした。

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