ヘイリー・アトウェル、妊娠中に『ミッション：インポッシブル』アクションシーンに撮影していた

ヘイリー・アトウェルが、妊娠後期に最新作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』のスタントに挑んだそうだ。トーク番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演した彼女は、「この戦闘シーンは、新しい要素を加えるために何度か追加撮影をしたんです。このクリップの箇所を撮影したとき、実は私は妊娠8カ月半だったんです」と告白。驚く司会のジミー・ファロンに「本当に言ってるの？」と聞かれ、こう答えた。

「ええ、本当です。これは言っておくべきだと思うけれど、本当によくしてもらいました。みんながすごく協力的で、『座ってていいよ、スタントダブルがやるから』と言われましたが、『絶対だめ！ 一生懸命準備してきたんだから、私にやらせて！』とお願いしました。そして自分でやったのが、このシーンです」

トム・クルーズ主演、クリストファー・マッカリー監督による最新作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』は、シリーズの集大成となる作品。前作『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング』（2023）に続き、スリの達人グレースを演じたヘイリーは、『VOGUE JAPAN』のインタビューで、前作同様すべてのアクションシーンを自分で演じたとコメント。その上で、撮影中は安全が確保されていたと語っている。

「『ミッション：インポッシブル』シリーズに出演したいと思う時点で、アクションは必須なことを誰もが理解しています。同時に一流のアスリートやプロのスタントチームに囲まれているので、ものすごく安全であることもわかっています。私はプロフェッショナルなチームと一緒に仕事をすることのできる、またとない機会だと思って臨みました。もちろん、当人にできそうにないと判断したアクションに対しては、必ず制作側がノーと言ってくれるので、当然ながら俳優が無理を強いられることはありません。私の場合は、体を動かすことが自分の体質にも合っていたので、撮影はものすごく楽しかったです」

Text: Tae Terai

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