朝ドラのラストシーンに写された信じたくない“１１文字”…　視聴者からもショックの声「とうとう」「不穏だ」

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第10週「生きろ」第48話が、6月4日に放送された。

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「無事に戻られた時に撮ります」とのぶは次郎を見送る

のぶ（今田美桜）は次郎（中島歩）の希望で朝田家を訪ねた。次郎のカメラで家族の撮って回る2人。「ハチキンおのぶ」と呼ばれていたのぶの話で盛り上がる中、蘭子（河合優実）が「お姉ちゃん、変わったねえ。昔はこうと思うたらまっしぐらに突っ走りよったでねえ」と声をかけると釜次（吉田鋼太郎）も「変われば変わるもんじゃ。そのハチキンが今じゃ、愛国の鑑やき、のう」と誇らしそうに話すが、のぶの表情は複雑だった。

帰りの汽車でのぶは次郎に、戦争が終わったらしたいことを思いついたと話す。「生徒らあに楽しい授業をしたい。立派な兵隊になれと言うがやのうて。それから、私も次郎さんと一緒に船に乗って、いろんな国に行ってみたい」というのぶ。やってきた次郎の出発の日。次郎に何か話していないことがあるのではと尋ねるのぶに次郎はようやく胸の内を明かす。次の航海からは兵隊や軍需物資を運ぶための軍用の輸送船に乗船することになると告げ、「僕はこの戦争に勝てるとは思わん」と告白するが、のぶは「そんなこと言わんとってください！そんなこと思うてはいけません！」と必死に否定した。

次郎は“相棒”であるカメラをのぶに託す。ファインダーを覗くのぶは「無事に戻られた時に撮ります」と伝え、「行ってらっしゃい次郎さん。お国のために立派なご奉公を」と涙を堪え真っ直ぐに見送った。

SNSでは「撮ったほうがいいよ 次郎さんの写真1枚もないんじゃ」「綺麗にフラグを立てて行かれた」「次郎さんに会えなくなるのは嫌だ！」といった次郎の“退場”を不安に思う視聴者からの声が集まっている。

嵩が持っていた電報に書かれた文字は…

一方、東京では嵩（北村匠海）の元に一通の電報が届いていた。電報の文字が逆さまに映ったショットで第48話は幕を閉じ、そのまま『あさイチ』の“朝ドラ受け”へ。モニターを凝視する博多華丸・大吉、鈴木奈穂子アナウンサーの姿が映し出され、「最後、何か書いてあるのよ」と気になる素振りを見せる大吉に、華丸が「なんとなくですけど、赤紙が来たというのが実家から送られてきた電報のような気がする」と解説した。

実際に電報に書かれていたのは、「アカガミキタスグカエレ」の文字。SNSでは「とうとう嵩にも…これからつらい回が続くのか」「不穏だ」「やだ」「何だろう？と身を乗り出して見てたら、あさイチの3人も同じ格好してモニター見てて笑ってしまった」といった視聴者からの反響が寄せられている。

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NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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